婚活がしんどいと感じるのは私だけじゃない?しんどくなる原因を解説
婚活がしんどくなるのはどんなとき?週末のデートやlineがつらい
はじめは、結婚したいとがんばっていたはずなのに、最近なんだか婚活がしんどい。そんなことを感じていませんか? メッセージを返すのも気乗りしないし、デートにも出かけたくない。また断られたら嫌だなという思いから、婚活アプリを開く気にもなりません。
でも、安心してください。婚活がしんどいと感じているのは、あなただけではありません。最初は意気込んで婚活をスタートした人でも、みなある一定の期間をすぎるとしんどさを感じ始めます。
結婚というのは、たった一人の相手を見つけることです。けれども、婚活で出会った一人目とうまくいくなんて話は、そうそうありません。つまり、たった一人の相手を見つけるために、何人もの人に断られたり、逆にふらなければいけないのです。
いくら婚活のお断りが否定ではないとは言われても、選ばれなかった事実にそれなりに傷つきます。いい雰囲気で進んでいたのに、「また会いましょう」というメールの後音沙汰もなくそれっきり。フェードアウトされることに、気持ちが擦り減っていくように思います。
毎週末、好きかどうかわからない人とデートしてlineを交換して、しんどくなってきたなあ…と思っているなら。それはちょっと休憩が必要なタイミングかもしれません。また、うまくいかないしんどさの中に、もしかしたら今後の婚活で素敵な相手に出会うヒントが隠されているかも。
ここでは、婚活がしんどいと感じる理由を考えながら、辛くなってしまう人の特徴を見てみましょう。もし、あなたに当てはまることがあるなら、それは婚活スタイルを見直すタイミングです。ぜひ、今後の婚活に役立ててみてくださいね。
結婚したいのに、婚活がしんどいと感じるのは、否定されてると思うから
まず、婚活がしんどくなってしまう原因を考えてみましょう。婚活がしんどく感じるのは、あなただけではありません。ある意味、婚活では誰もが通る道だといえます。では、なぜ婚活がしんどくなってしまうのでしょうか。
・時間や金銭的な負担
婚活するには、時間がかかります。メールのやりとりをして、週末はデートの調整。会う人数が大切だとはいっても、知らない人と毎月会うのは疲れてしまいます。加えて、婚活サイトを利用したり、結婚相談所に登録するのもお金がかかります。多くの場合は、月額で支払うシステムです。婚活期間が長くなるにつれて、金銭的な負担が増加します。それがさらに婚活のしんどさに拍車をかけることになります。
・自分自身が批評される
婚活は、スペックで相手を選んでいく世界です。普通の恋愛とも違うし、学校や仕事でもここまで露骨に「ジャッジされる」経験というのはあまりありません。強いて言えば、就職活動の面接が一番近い状況です。就職したいのに、どこも私を採用してくれない。自分なんて、役立たずのダメな存在なんだ…と自己否定を起こします。
これと同じ症状が、婚活でも起きています。あなたが結婚相手の条件を選ぶように、相手も年齢や年収、職業で判断している。選ばれなかったのは、条件に達しなかったから。自分がダメだからうまくいかないのだと、評価されることに疲れてきます。
しかし、婚活で相手を選ばないというのは、「ダメだから」ではありません。あくまでも、結婚を考えられないと思っただけ。相性が合わなかったんだと気持ちを切り替え、自己否定までつなげないことが、しんどさを減らすコツです。
・いい感じだと思っていたのに、肩透かし
「また会いましょう!」とメールが来たきり、音沙汰なし。フェードアウトは婚活で当たり前です。いい雰囲気だったのに、それ以上の進展がなければご縁がなかったとあきらめましょう。一つ一つの出会いに、期待しすぎず様子をみながら進むことも婚活では重要なバランスです。
がんばっている人ほど、婚活はしんどい? 辛くなってしまう人の特徴
こうした婚活のしんどさにも、個人差があります。性格的に、たくさんの人に会って断られても精力的に活動を続けられる人もいます。逆に、数人と会っただけでしんどさにくじけそうになるケースもあります。
とくに、次のような人は婚活でしんどさを感じやすい傾向にあります。
・真面目、一生懸命な人
真面目な人は、婚活の成功への努力を惜しみません。婚活本を購入したり、友人やプロのコンシェルジュのアドバイスにも、素直に耳を傾けます。しかし、ノウハウをすべて試そうと頑張っても、うまくいかない!なんで?の繰り返しになると、努力が報われずつらさを感じてしまいます。
・周りの目が気になる
婚活において、決断を下すのはとても大切なことです。一生、ともに暮らすかもしれない相手を決めるわけですから、あなた自身の気持ちが重要です。しかし、周りの目を気にするタイプの人は、結婚の決断を下すときにも迷いが生じてしまいます。妥協したと思われるのではないか。友人からの反応。親からの反応。自分を主軸で考えられないため、一人の相手に決められません。婚活が長引き、しんどさを感じ始めます。
・結婚にこだわりすぎている
結婚こそが、人生の幸せだと思っている人も、要注意です。結婚にこだわりすぎるあまり、幸せになるためには、結婚しなければいけないという思いにとらわれています。けれどもいつまでたっても結婚のチャンスがないと、自分がダメだから幸せになれないんだ…と落ち込んでしまいます。
もしあなたに当てはまるものがあると思ったら、婚活にのめりこむほど、しんどさを感じる恐れが大きくなります。肩の力を入れすぎないよう少しリラックスして、婚活を進めてみてください。
しんどい婚活を、すっぱりやめても大丈夫?休むのも対策の一つ
婚活がしんどくなると、いっそのことすっぱりやめたい!と思いはじめます。でも、ここで婚活をやめたら、一生結婚できないんじゃ…という不安とせめぎあうことに。
けれども、婚活がしんどくて週末のデートも気乗りしないのであれば、いったんお休みしてみましょう。婚活サイトをログアウトし、結婚相談所に登録しているのならカウンセラーに話をします。1週間でも1か月でも、きっぱり婚活から離れてみましょう。
しんどいと感じるということは、あなた自身がとても疲れているからです。他人からの目線や、期待する現実がかなわないこと、時間的や金銭的な負担。どれも気持ちを疲れさせるものです。
婚活から離れて、週末はゆったりと過ごしましょう。趣味のイベントにでかけたり、好きなカフェに行っておいしいランチを楽しむのもいいですね。とにかく、静養して回復することに集中します。
毎日のように異性とメッセージを交換し、毎週末のようにデートしていた日々から離れると、自分自身を見つめなおす時間ができます。そこで、結婚だけがすべてじゃないと、ほかの生き方に気づくこともあります。もしかしたら、結婚相手の条件に多くを望みすぎていたからうまくいかなかったのかもと、婚活のスタイルを見直すきっかけになるかもしれません。
しんどい思いを抱えながら、嫌々メールしてデートを重ねても、相手の印象は悪くなるだけです。それよりも、あなたの好きなことに時間を使うことで、気持ちをリフレッシュできます。
結婚がすべてじゃない…けど、婚活のご縁とチャンスはタイミング次第!
婚活で選ばれないことは、否定ではありません。うまくいかないなと思っても、ただ相性が合わなかっただけ。あなたにぴったりの人は、きっとどこかにいると信じる気持ちが大切です。
また、婚活がしんどいと感じたら、いったんお休みして自分の人生を見つめなおしてみましょう。離れることで、考えるエネルギーも時間も戻ってきます。もしかしたら、婚活の方法があなたに合っていないのかもしれません。
結婚相手の条件を見直したり、婚活サイトだけなら婚活イベントにも出かけてみたり。どこかでご縁をキャッチできるように、少しでも行動し続ければ、きっとチャンスがやってきます。しんどいのは私だけじゃないんだと、気持ちを切り替えることが、婚活を続ける勇気をくれるでしょう。