婚活のメールや初対面で、質問してこない人の心理と対処法
婚活で質問されない、それって自分がつまらないから?質問しない人の心理
男女問わず、婚活で「質問してこない人」がいます。メールでは、こちらが聞いてばかり。返信が来ても、短い文章や長文の自分語りだけ。初対面では、なかなか話がふくらまず盛り上がらない。
なぜ、この人は質問しないのだろう? こちらに興味がないのかな? 質問されないことが続くと、自分がつまらない人間だから質問されないのかと否定的な気持ちになります。コミュニケーションで関心を持たれていないと感じるのはつらいことです。
なぜ、婚活でこのように質問しない人がいるのでしょうか。質問してこない人は、どのような気持ちなのか考えてみましょう。
まず挙げられるのが、受け身という性格的なものです。これまでの人生でも、他人に合わせて生きてきたため、積極的に相手のことを知る行為に慣れていません。こうした人とは、婚活で距離を縮めるのに時間がかかります。会っても話が弾まず、結局お断りになることも少なくありません。
次に考えられるのが、相手の優先順位の問題です。婚活で、同時並行で複数の異性とやりとりすることはよくあります。そのため、本命がいるからキープの状態でメールをしていたり。こちらへの興味関心も低いので、会話やメッセージも短くなりがちです。
また、他者とのコミュニケーションに対して、臆病な気持ちを抱いている人もいます。こんなこと聞いていいのか。これを質問したら嫌われるかも。先回りして考えてしまい、結局沈黙してしまうのです。
つまり、質問しない人の中には、相手に興味があるけれど質問できない人と、興味がないから質問しない人の2種類が存在します。
そうは言っても、気になる相手とはもっと話を盛り上げたいと思います。また、もっとこちらのことを知ってほしくなるのも自然のことです。そう思うときに、質問されやすい雰囲気を作るにはどうしたらいいのでしょうか。男女別の視点で考えてみましょう。
質問しない男性は、婚活に臆病な気持ちがある?住所や年収話題に迷う
婚活していると、まったく質問してこない男性に出会うことは珍しくありません。男性から質問されない、質問してこない男性が多いと嘆く女性は多いのです。こうした嘆きは、男性のコミュニケーションの低さへの不満もありますが、「私のこと、興味ないの?」という不安が本音です。
質問してこない男性は、どのような心理なのでしょうか。興味があるけれど、質問できない男性の場合、次のことが当てはまります。
まず一つは、経験やスキルがなくコミュニケーションに余裕がないパターンです。誰かと会話するとき、緊張で頭が真っ白になるという経験はありませんか?特に大勢の人を前にプレゼンするとき、パニックになり言葉が出てこないなんて覚えがある人もいるでしょう。
異性慣れしておらず、女性を前にすると緊張してしまう男性の心の中は、まさにこのようなパニック状態です。気持ちに余裕がないため、場をリードして質問することができません。
また、どんな質問をしていいかわからない臆病な気持ちも、質問しない状況を作り出す原因の一つです。ネットでは「こんなことを聞かれた!非常識」という意見も目につきます。婚活でこれはNGな質問なのだろうか。嫌われるのでは?という不安から、積極的に話せなくなります。
対面だけではなく、メールで質問してこない男性は、そもそものコミュニケーションが苦手という可能性も。ただ、婚活を始めたばかりの男性であれば、メールを通じて仲良くなる認識がない可能性も考えられます。こうした男性に対して、女性が受け身でいると、残念ながらなかなか物事は進みません。
メールや初デートで質問してこない女性は、男性にリードされたい!?
では、質問してこない女性の心理とはどのようなものでしょう。ズバリ一番多いのが、「男性にリードしてもらいたい」という気持ちです。中には、女性から積極的に動くのは信念に反するとさえ思っている人もいます。
婚活でのポリシーは人それぞれです。ただ、程度の差はあれど質問してこない女性は性格的におとなしい人が多いです。遠慮がちで、あまり聞いちゃうと失礼かな?と考えていたりします。
男性からもっと質問してほしいけれど、「話題を広げてください」なんて言えない。空回りするタイプの女性は、場を盛り上げようと力んで男性を質問攻めにしてしまうなんてことも。
質問できない男性と、男性にリードしてほしい女性が組み合わさると、まったく会話が進まず婚活ではチャンスはお流れになってしまいます。
メッセージや初対面で、質問しない人とどうしたら盛り上がれるか
それでは、婚活で質問してこない人に出会った場合、どのように対処したらいいのでしょうか。男女ともに、質問してこない人には「臆病」「遠慮」の気持ちがあります。なので、こちらから話しかけやすい雰囲気を作ることが効果的です。
たとえば、あまり質問してこない男性とデートする際、あえて自分から尋ねない方法をとります。ただし、笑顔は忘れずに。何も話さないのではなく、その場を共有している天気のことや飲んでいるコーヒーについて話題にします。「今日はいい天気ですね」「このコーヒー、おいしいですね」という具合にです。
臆病で遠慮がちな人ほど、言葉を投げかけられると緊張してしまいます。笑顔のほうが、場の雰囲気を和ませて気持ちをほぐす効果があります。
また、知的で聡明な人ほど相手を緊張させてしまいがちです。そんなときは、柔らかい雰囲気の服装や化粧を選ぶのがいいでしょう。女性であれば、ふんわりとしたスカートや明るい色のトップスが好印象をもたらします。男性なら、清潔感を重視しつつ固くなりすぎないカジュアルさを選びましょう。
質問してこない女性には、思い切って聞いてみるのも良い方法です。「逆に、〇〇さんは僕になにか聞きたいことありますか?」のように、直接訪ねてみましょう。メールであれば、柔らかい雰囲気を伝えるために、語尾に絵文字をつけるといいですね。この方法なら、女性はリードしてくれていると感じられます。もちろん質問してこない男性にも効果的です。
メールだと、顔も見えずテンションがわかりづらいというデメリットがあります。そのため、相手がこちらに興味を持っているのか、優先順位が低いのか、ある程度の見極めも肝心です。もし、お気に入りの相手であれば、自分から早めに会うことを提案する勇気が功を奏すこともあります。
婚活のゴールは、次につなげること!質問は相手を深く知るために掘り下げて
質問してこない人に婚活で出会うと、「どうしようかな…」と戸惑ってしまいます。そんなときは、婚活のゴールを思い出してください。
メールであれば、会うことがゴール。初対面なら、2回目のデートにつなげることがゴールです。つまり、次のステップに進むことがその場の目的になります。
質問されないとリズムがつかめないと感じます。けれど、質問されないのなら、自分からリードしてみる積極性が、次につなげるのには重要です。メッセージでも初対面の場でも、ぜひ次のチャンスにつなげるための質問をしてみてください。
好きな食べ物
よくいくお店
お酒はなにが好きか
好きな音楽
婚活での質問は、すべて結婚に向かって一つ一つ駒を進めていくためのものです。次のデートにつながることが、婚活での重要なコミュニケーションです。
何時ぐらいに仕事が終わるの?
暇な時期とかある?
という質問も、デートのタイミグをはかるのに効果的です。そして決め手は、「じゃあ、今度〇〇に一緒に行きませんか?」と誘ってみることです。
次の機会があれば、そこで相手との相性をもっと確認できます。意外な一面を発見して、好感度が上がることも。もし、こちらが無理しても会話が盛り上がらないなら、あきらめて次へいきましょう。
質問するのは勇気がいります。けれど、質問されたらうれしくなるのが普通の心理です。「あ、関心を持たれてるんだ」と好意に似た気持ちがわいてきます。
条件的に良いなと思う人に自らアプローチをかけるのは、男女ともにチャンスを切り開くことにつながります。質問してこないな…と思ったら、相手が緊張していたり臆病な気持ちの可能性も考えて、話しやすい話題づくりや雰囲気づくりを心掛けてみましょう。