婚活では男女ともに年収にこだわる？気にしない女性のがモテそうだが…

婚活する女性の多くが平均より高い収入を希望するのはなぜ？高望みばかり？

婚活する男性が、はじめにがっかりすることはなんでしょう。それは、女性の男性に求める希望年収の高さです。

一般的に、婚活している女性がお相手に望む年収は、500万円～600万円といわれています。これがどのくらい「高望み」の金額なのか、30代男性の平均年収と比較してみましょう。

30代男性の平均年収は、全体で500万円以下だそうです。30代前半であれば、450万円を切っています。20代男性となると、これよりもさらに下がります。30代前半で、年収も高くて･･･なんていう女性の希望が、平均値とかけ離れた希望であることがわかります。

結局は金なのかと、がっかりする男性も多いでしょう。結婚相手に高い年収を求めるなんて、家計のやりくりができない金遣いの荒い女性なのかという印象を抱いてしまいます。

しかし、女性が一定以上の収入を求めるのは、婚活マーケットで相手を選ぶための「仕方なしの基準」だったりします。高い年収を条件としているからといって、お金に固執しているとも限りません。

結婚生活を送る相手ですから、お金を気にするのは当然です。しかしながら、年収はあくまで婚活で相手を絞るための基準の一つにしかすぎません。

望む希望年収に達していないからといって、あなたが結婚できないわけではありません。男女ともに、年収が相手への評価の全てではないということを、覚えておいたほうがいいでしょう。

なぜ年収で足切りするの？気にしない女性のほうが婚活ではモテそうなのに…

女性が、希望条件に「年収●●以上」と設定するにはいくつかの理由があります。そのひとつが、お相手と会うために人数を絞るためです。

男性の年収と同じ立ち位置で、女性にとっては「年齢」が足切り条件です。逆にいえば、年齢が若い女性は引く手あまた。年収で足切りのラインを設定しておかないと、キリがありません。すべての男性からのアプローチに、目を通すわけにはいきません。

ほかにも、仕事を持ち稼いでいる女性が、同等レベルの収入を相手に求めることもあります。自分も稼いでいるから、結婚相手も稼いでいて欲しい。そう思った結果、相手に求める平均年収が上がります。

もちろん男性への希望年収が高さが、専業主婦への願望のあらわれということもあります。子どもを産んで、マイホームを購入し、それでも専業主婦でいるには、それなりのお金が必要です。そうした女性がある程度の年収を期待するのは、当然の結果といえます。

足切りのためと、年収を設定する女性も多いのです。そうした女性が、皆年収にこだわっているわけではありません。

今は女性の年収を気にする男性も多い！どっちも婚活で『お金』を考える

年収を気にするのは、昨今は女性だけではありません。男性からみても、女性がいくら稼いでいるかは気になるポイントです。

結婚生活は夫婦の共同生活です。男性の平均年収が伸び悩む経済状況も反映し、共働きが増えている現代では、結婚後も働き続ける女性は少なくありません。

平均年収ぐらいの男性はもちろん、高収入の男性ですら、いざというときに奥さんには手に職を持っていてほしいと思っていたりします。

逆に、高い年収の女性を嫌煙する男性もいます。男のプライドで、自分より稼いでいる女性とは結婚したくない。そういった男性の目線を気にして、高収入の女性は結婚できないのではないかと悩むほどです。

相手に結婚しても働いてほしいか、どれぐらいの年収を求めるか。そういった基準は、その人の価値観を反映しています。

サバ読みや嘘もいるから注意！婚活で年収を偽る男は「勘違い女が悪い」と言う

年収でサバを読む男性もいます。正直な年収を記載すると、足切りラインに引っかかり理想の女性と出会えないため、プロフィールには上乗せした年収を記入するのです。交際が始まり、仲が深まってから実は･･･と年収を切り出す。こうした手法をとる人は、少なくありません。

この方法で出会っても、価値観が一致する相手であれば、年収を気にせずお付き合いできます。しかし、不誠実な嘘をつかれたことを許せないという女性もいます。お金は信頼の絡む大事なこと。騙されたと不信感を抱くことでしょう。

また、高収入のお金目当てで結婚相手を選んだ女性であれば、そんな年収では満足できないと破局につながることも。

男性からすれば、高望みする女性が悪いと思うかもしれません。しかしながら、現実を偽り嘘をつく行為は、あまり幸せには結びつかないことが多いといえるでしょう。

婚活で年収が少ない男は不利だが、無理なわけではないので諦めることはない！

婚活マーケットにおいて年収が足切り基準となっている点で、平均年収以下の男性は、はじめから出会える女性の数が限られます。

しかし、結婚相手と出会えないというわけではありません。アプローチの仕方を工夫し、まずはマッチングを成立させることを目指しましょう。あなた自身がお金にこだわらなければ、同じくお金に執着しない女性と巡り会えることもあります。

お金というのは、一つの基準にしかすぎません。女性で「だいたい●●以上の年収の人がいいな」と思っていても、その数字に固執する具体的な理由があるわけではないのです。実際にお付き合いしてみて、一緒に生活するのが楽しそう、この人となら一緒に生きていけると思える相手であれば、希望年収が低くても気になりません。

働いている女性であれば、自分も稼げるから大丈夫というでしょう。そういう意味で、男性自身が女性の年収にこだわらないことは重要です。稼ぎの差を気にしなければ、高収入の女性と巡り会うチャンスはゼロではありません。

年収でアピールできないなら、ほかの魅力を考えましょう。家事・料理が得意な男性は、結婚生活には最適です。相手を気遣える優しさ、一緒に暮らしても話題が尽きないという多趣味。年収以内でやりくりして節約する術を、男性が持っていてもいいのです。

現在の年収が低くても、キャリアアップには意欲的な姿勢を見せるのもいいでしょう。資格取得や転職など、具体的なプランを語ることで、将来設計のイメージを女性と共有することができます。