アラサー女が婚活に疲れたらどうすべき!?うまくいかずにやめたい時は

もう無理!?疲れるから婚活をやめたいけど、時間がもったいないと思ってしまう

未来に向かってはじめた婚活で、焦りを感じてしまう「婚活疲れ」は、けしてあなただけが感じているものではありません。焦りの原因の多くは、年齢へのカウントダウンです。

そもそも婚活市場において年齢は、足切り基準として考えられます。「結婚するなら、30代以下」「若い子のほうがいい」。

そうした「年齢至上主義」の婚活マーケットに身を置いていれば、早く結婚しなければと焦りを感じるのは当然です。

アラサーになって婚活をはじめたのなら、30代という足切りラインはすぐ目の前。出産リミットも考えると、時間を無駄にできないというのが正直なところです。

焦りは、婚活疲れを加速させます。パズルのピースがぴったりはまるような出会いは、いつ訪れるかはわかりません。早く・たくさんの人と出会えば、巡り会えるというわけでもないのです。

その出会いの原理に反して、行動をせかされるのが婚活です。交際相手を探し、何件も断れ結婚までたどり着けない。ネガティブな感情が膨らんでくるだけ。いっそこのまま独身でもいいのでは？　と思い始めたら、一旦立ち止まるべきタイミングです。

「どうせダメだ」と自暴自棄にならないでください。必要なのは、疲れの原因をみつけること。婚活の何にエネルギーを消耗しているかがわかれば、今後の婚活スタイルをぐっと変えることができるでしょう。

アラサー女の婚活は大変！？パーティーでもネットでも疲れてしまう理由は？

婚活パーティーやネット婚活。いわゆる結婚相談所サービスに登録してから1年が、婚活の平均的な期間といわれています。

早い人であれば、6ヶ月以内。知り合って、数週間で結婚を決めるという電撃的な出会いをするカップルもいます。長さは人それぞれです。しかし、この目安となる6ヶ月～1年を超えて婚活をしていると、婚活疲れを感じ始める人が多いといわれます。

アラサーの婚活で、疲れたと思う原因はどんなところにあるのでしょうか？

・婚活パーティーでの、あからさまなジャッジを目にしたとき

複数の男女が集まる婚活パーティーでは、「どんな女性がモテるのか」を目の当たりにします。若くて可愛い女性に男性が群がっているのをみると、やる気をそがれてしまうもの。私はもう若くもないし･･･せっかくオシャレもしてきたのに･･･と、惨めな気持ちを感じてパーティーを去ることに。

・女慣れしていない男性に、リードしなければいけない

アラサーとなると、過去に男性との交際経験がある女性は少なくありません。そうした女性が、女慣れしていない男性と付き合うと、リードすることに疲れを感じます。デートの日程調整や、食事するレストランを決める。男性側にエスコートする気がない。そうした相手とやりとりすると、「めんどくさいから一人でいい」と思い始めます。

・ずっと年上の男性から露骨にアプローチされる

40代後半の男性からすれば、アラサー女子は「若い」とみられます。親子の年齢ほど離れた男性から露骨にアプローチされるのは、げんなりするものです。モテればいいというわけではなく、たった一人の男性と出会いたいだけなのに･･･それすら叶わないと肩を落とします。

・結婚を考えていない人と付き合い無駄に時間を使う

婚活パーティーでは、未婚と偽り参加する既婚者がいます。ネット婚活サイトでは、遊び目的で登録している人も。こうした男性と付き合ってしまうと、貴重なアラサーの時間を無駄にしてしまうことに。相手に結婚する意思がないと気づいたときの、徒労感は計り知れません。

知らない人と会うだけで、エネルギーを使います。それならば、スマホのアプリで手軽にできるネット婚活に魅力を感じる人もいるでしょう。しかし、メッセージのやりとりに時間をかけても、会ってがっかりすることも少なくありません。

いいなと思う男性とマッチングが叶わない。そんな経験が積み重なると、思い通りにいかないと疲れを感じてしまいます。

ネット婚活の大量メッセージや義務みたいなメールも、会うのも面接みたいで疲れる？

ネット婚活のよい点は、自分を魅力的にみせられることです。プロフィールの書き方や写真の撮り方。工夫できる点はたくさんあります。

はじめのうちは、たくさんの男性が興味を持ってくれているという「モテ感」を楽しめるでしょう。しかし、その時期も長くはつづきません。

まずはじめに、メッセージの中に「遊び目的」の男性や個人情報の取得を目的とした「業者」が多く紛れていることに気づきます。こうした本気でないお相手に引っかからないように、気をつけなければなりません。

良い人をみつけ、会ってデートをする段階になると「どうやって一人に絞ればいいのだろう」と悩むことに。「もっと素敵な相手がいるのでは？」と、決断のきっかけを逃してしまいます。

就職活動の書類選考のようにずっと誰かをジャッジし続ける状態に、消耗していきます。メッセージが面倒ならば、会って決めるのも一つの方法です。しかし、デートがずっと面接のようだと、楽しめず疲れてしまいます。

理想を高く掲げるほど、結婚相手と巡り会えるチャンスは減っていきます。決められないでいると、婚活はずるずると長期化します。結婚に譲れない条件をハッキリとさせ、会う人・会わない人を選んでいくことが重要です。

アラサー女子の婚活でありがちな疲れる原因＆うまくいかない原因

アラサー女子の婚活で、疲れを感じるパターンをみていると、共通の思考回路があることに気づきます。

それは、相手に断られることと＝自分が否定されたと思ってしまうことです。マッチングが成立して、交際を開始した。よい相手だと思っていたけど、なんだかうまくかみ合わない。お断りされてしまい、期待外れで落ち込む。交際にかけた時間や労力が無駄になったと、がっかりします。

その上、断られた自分は駄目な人間だと、さらにネガティブ思考に追い打ちをかけることに。自分はダメだと自信をなくすと、婚活はうまくいきません。素敵な条件の人がいても、「どうせ断られるだろうな」と積極的にアプローチできなくなるからです。

そうなると妥協した相手とばかり付き合うようになります。けれども、「基準を下げて会っている」感覚が相手に伝わり、うまくいきません。断られ、また自己評価を下げることに。

自信のなさが悪循環を生み、たった一人の相手と出会う目的に近づけません。何をしても期待通りにはならず、婚活疲れを加速させてしまうのです。

婚活に疲れた時の対処やストレスを溜めやすい女性はどうしたら良いか

では、こうしたアラサー女子の婚活で疲れてしまったときは、どのように切り替えたらよいのでしょうか。

まずはじめに、「婚活はみんな疲れるもの」と思うことです。

婚活ですぐに運命の相手と成就するなんて、ドラマの中だけの作り話。周りの誰もが、断られる経験をしています。理想と現実のギャップに悩み、みんながあせりを感じています。

「わたしだけではない」と思うことが、あきらめた状態から立ち直るきっかけになります。

それから、「婚活に過剰な期待をしない」ことも重要です。白馬の王子様は、婚活市場にいません。ハイスペックな男性ほど、競争率が高いのです。自分を卑下する必要はありません。しかし、婚活市場での立ち位置を知ることは大切です。

あなたの年齢やキャリアで、どういった男性と出会える確率が高いのか。その中で、あなたが結婚に譲れない条件はなにか。取り巻く環境と自分の心の中を分析して、紙に書き出してみます。

あなたが出会える男性と、出会いたい男性の内容が合致するポイントが、あなたにとって最大に理想的な出会いがあるということです。

そして、「疲れたら休むこと」。

ネット婚活サービスを、いったん退会するのもいい方法です。大量のメッセージから離れ、あなたの好きなことに休日の時間を使いましょう。どんな相手と結婚したいかわからなくなったら、好きなことを思い出してみましょう。

出会うべき結婚相手は、たった一人でいいのです。美味しい料理を作るのが好き、アウトドアに出かけるのが好き。あなたの好きなことを一緒に楽しんでくれる男性が、理想の結婚相手かもしれません。