婚活で連敗なんて当たり前!男女ともに最後に1勝すれば良いだけ
婚活パーティーは連敗が普通。カップリングできなくても落ち込まない!
婚活を続け、1年2年経ってもうまくいかない。婚活パーティーに参加するけれど、カップルになれない。連敗が続くと、もう一生結婚できないのかなと気持ちが沈んでしまいます。
けれど、落ち込むことはありません。婚活で連敗することは、けして珍しくはないからです。むしろ、婚活では連敗が「普通」といえます。
考えてみましょう。恋愛だって、両思いになるのは大変です。学生時代、社会人になって、気になる人とすんなり恋人になれましたか? 告白するか悩んだり、意を決して想いを伝えても振られたり。恋人が欲しいと思っても、好きになれる相手がいないと悩むときだってあったはず。
つまり、カップルになれること自体が奇跡に近いことなのです。婚活パーティーに限らず、婚活でマッチングして交際がはじまるためには、まずは数が大切。5連敗、10連敗でも、最後の1勝を目指して行動する精神力が幸せな結婚をつかみとります。
とはいえ、断られ続け真剣交際にたどり着けないのなら、婚活スタイルを見直した方がいいかもしれません。本人はがんばって婚活をしていても、アプローチの方法が的外れなことがあります。とくに、恋愛経験の少ない人ほど間違ったアピールをしてしまうケースも。
ここでは、連敗続きの人に共通する原因から、連敗から抜け出すためのポイントをご紹介します。あなたに足りないものを考え、婚活を続けることで、きっとぴったりの結婚相手と巡り会うことができるでしょう。
連敗続きで結婚できないと思ってしまう男女の特徴と原因
婚活を頑張っているのに、連敗続き。そうした男女は、見た目が問題なのかと思われがちです。しかし、連敗する人は必ずしも外見が不細工というわけではありません。むしろ見た目は普通。中の上。仕事もきちんとしている。なのに婚活がうまくいかない…と悩んでしまう方が多いのです。
こうした男女に共通する特徴の一つは、「交際経験が少ない」ということ。モテないわけではなく、学生時代に男子校や女子校で異性との出会いが少なかった。就職してからも、仕事一筋で付き合うチャンスがなかった。仕事に没頭していたら、いつの間にかアラサーやアラフォーに、という人も少なくありません。
交際経験が少ない方は、婚活のスタートダッシュにおいて圧倒的に不利です。なぜなら、ライバルは過去の交際において、「どうすれば異性が喜んでくれるのか」を感覚的に知っているからです。
デートのノウハウはいざ知らず、話の相づちの打ち方や共感の仕方など、過去の異性関係から蓄積したデータがあります。交際経験が少ない男女は、最初の時点でライバルと差をつけられています。
それからもう一つ言えるのが、交際経験のない男女ほど「相手に期待しすぎてしまう」傾向があるということ。お付き合いの関係性において、相手視点が抜け落ちており、つねに自分視点で物事を考えてしまうのです。
たとえば、メールの頻度や返信速度に過度の期待は表れます。婚活パーティーでカップルになり、1度デートした男性から毎日メールがこないと不安になってしまう。気になる人からの返信を心待ちにするのは、誰にでもあることです。しかし、異性経験が少なく、かつ自分中心で物事を考えてしまう人は、メールが来ない不安に負けてしまいます。そして、「メールがこなくて心配しています。嫌われたのかなと、夜も眠れません」といった内容を送ってしまうのです。
心配するにしても、気遣うのと不安を押しつけるのでは大きな差があります。もしかしたら、相手は仕事が忙しくてメールできなかったのかも。そうした先方の事情を一切考えず、自分の気持ちだけ伝えてしまうのが、期待しすぎてしまうタイプの人の特徴です。
1度しか会ってないのに、「不安だ」なんて気持ちを押しつけられたら、なんだか重いなあと思ってしまいます。交際は二人のことなのに、自分視点だけしかない余裕のなさが、婚活をうまくいかないものにしてしまうのです。
連戦連敗の婚活地獄を抜け出すには、徹底的に婚活スタイルを見直す
婚活地獄を抜け出すにはいったいどこでつまずいているのか、まず自分の婚活を振り返ってみましょう。そこに、婚活スタイルを見直すためのヒントが隠されているはずです。
たとえば、いくら婚活パーティーに参加してもカップルになれない人は、次のような足りない部分があるのかもしれません。
・結婚相手の理想条件が高すぎる
婚活は、年齢や年収など「条件」で判断される世界です。もちろん、内面やフィーリングは真剣交際の決め手になります。しかし、婚活パーティーのような時間が限られている出会いの場所では、条件はオファーを出すときの選択基準になります。
あなた自身の婚活スペックと、求めている結婚相手のスペックは釣り合っているでしょうか? 年齢的に競争率の高い相手にオファーを出してばかりいないか。こだわっている結婚相手の条件が、婚活市場の現状とズレている可能性があります。
・外見が普通すぎる
婚活で「普通の人がいい」とはよく耳にしますが、異性から魅力的だと思われるには、それなりに外見を磨かなければなりません。常識的で不潔な格好はしていない。グレーのスーツや、控えめなワンピース。普通の外見の人は、婚活以外の場所であれば問題ありません。
しかし、婚活は結婚相手と巡り会うための場所です。しかも、周りにはライバルがたくさん。すこしでも目立てるように、「魅力的」な外見を研究することが大切です。
対象年齢の違う婚活パーティーに参加してみたり、イベント系の婚活を利用するのもいいかもしれません。婚活サイトや結婚相談所といった、まだ利用したことがない方法があれば検討してみましょう。「私のスタイルはこれ」といままでのやり方に固執するのではなく、よくなるものを取り入れていきましょう。
連敗を克服するには?婚活パーティーやデートで直すべきポイント
では、連敗を抜け出すために、異性とのお付き合いでどういった点に注意するべきでしょうか。次に上げるのは、人付き合いで好印象を持たれる行動です。もし、あなたに足りないと思ったら、次の婚活から意識してみましょう。
・出会いは最初の会話が肝心
第一印象は、その後の好感度を左右します。はじめの会話は、笑顔ではっきりと名乗りましょう。緊張のあまり、強ばった顔になってしまうのはよくあること。緊張をほぐすのは「慣れ」です。家にいるとき、鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。こうした地味な努力が、本番で実を結びます。また、相手が自己紹介したあとは、「○○さんですね、よろしくお願いします。」と名前を呼ぶのも、印象づけるテクニックです。
・話す割合を気をつけよう
婚活パーティーだから、デートだから、アピールしなければと焦りすぎていませんか? 焦ればあせるほど、自分中心の会話になってしまい、相手が置いてきぼりになることも。話すペースを見直してみましょう。一呼吸おいて、相手が話し終わるタイミングに合わせることがポイントです。アピールするではなく、目の前の人のことを知りたいと意識します。そうすれば話すときに相手視点に切り替わり、会話がキャッチボールになるでしょう。
・理想を押しつけ過ぎない
交際で大切なポイントです。理想の結婚相手を探す婚活では、どうしても理想条件と目の前の相手を比較してしまいます。しかし、相手に理想の夫や妻の条件を押しつけることは、ともすれば今の状態を否定していると思われかねません。「結婚したら、専業主婦になってほしい」「デートなら、こういった服装が似合います」。会話の中で、好みを押しつけてしまっていないか。結婚し夫婦になるのなら、対等の関係で交際する視点が大切です。
連敗続きで落ち込む前に、休んで気持ちを切り替えよう
婚活は、出会いと別れの繰り返しです。すぐに結果が出るものではありません。連敗が当たり前ですが、素敵なチャンスをつかむには数が大切。つまり、うまくいかなくても続けることが婚活の成功を左右します。
とはいえ、連敗が続けば誰でも疲れてきます。婚活疲れに陥ると、もう一生結婚できない気がして婚活自体を放棄したくなります。そうならないためにも、婚活中に適度なリフレッシュが大切です。
毎日、毎週末を婚活に使うのではなく、婚活をしない日も作りましょう。趣味や友人との集まりにも時間を使います。婚活を離れて、楽しめることをするのです。
たとえ100敗しても、最後に1勝できれば幸せになれるのが婚活です。たった一人の伴侶に巡り会うまで、あきらめないでいれば、素敵な出会いをつかめるはずです。