マッチングアプリで出会って結婚!手紙のような長いメール交換を経て
次に付き合う相手とは結婚と考えていたが、無料だし暇つぶしで始めた
現在34歳女性です。私は当時29歳。地方の出版社で働いていました。残業は多く休みは少なく趣味もなく、プライベートの時間もないほど仕事に没頭していました。私も来年は30歳。まわりの友達や後輩までもが結婚して出産…も多く「次に付き合うなら結婚できる相手がいいよな」と考えていました。
しかし、職場でも出会いもない、紹介された人とも続かない、同窓会や婚活イベントでは収穫もなし!どうやって出逢えばいいかわかりませんでした。そんな中、ふとFacebookを開くとマッチングアプリの広告が出てきました。「うさんくさい」と思いながらも友達が「いいね」していたこともあって登録も無料だし暇つぶしにやってみるかと軽い気持ちで登録。
自己紹介や自分の写真などを記入すると全国各地の男性から「気になりました」とのメッセージが続々と届きました。最初は男の人とメッセージのやりとりをするだけで満足していて、暇つぶしになっていましたが、相手はみんな本気で結婚を考えている人ばかりでなんだか申し訳ない気持ちになっていきました。
自分が思うような相手からのメッセージはこない。もうやめようかと思った
それに、メッセージがくる相手は、自分が思う理想の男性と正反対の人ばかり…。「そろそろ潮時かな」と思っていた頃、一通のメールが届きます。「はじめまして。製造業の仕事をしているAと申します。プロフィールを見せてもらったのですが、気があいそうだなと思いました。まずは連絡からでいいので徐々に仲良くなれれば嬉しいです。仕事の時間帯が変則的なので連絡を返すのが遅くなったりするときがあるかもしれなのですが…」。こんな感じだったと思います。
その人は私より5歳も年下で、三交代勤務の工場につとめる人でした。理想と全然違うし、年が離れているこが少し気になりましたが、好きな食べ物や趣味の旅行など共通点が多かったので、とりあえずメッセージをやりとりすることに。10通も満たないほどでLINEIDを交換。
彼はから届くLINEは、まるで手紙かのように一通一通が長くわたしのした質問に対してとても丁寧に答えてくれる人でした。いつしかこのお手紙のようなメッセージのやりとりが日課となり、わたしの暮らしの癒しとなっていきました。
考えが似ていて、たまに「いま、それ言おうとした」とシンクロすることも多く、もしかして本当に運命の人なの?!?!?と思い、ドキドキしました。だけど、わたしは来年30歳。恋愛を楽しむというよりは結婚を意識した恋愛じゃないと…と頭にひっかかっていました。やりとりをはじめて1ヶ月がたちいい雰囲気になった頃、そのことを正直に打ち明けました。
暇つぶしで始めたのに結婚!わたしたちは運命を信じています
すると「俺も将来を考えられる人を探している、君みたいな人だったらいいな」と言われました。彼を意識したのはそれからだったと思います。彼と会ったのはそのあとすぐ。電車で2時間かけてわたしの家にきてくれました。
緊張しながらもメッセージのやりとりとほぼ変わらない雰囲気の人でした。初めて会う人を家に入れることに抵抗はありましたが、世間話をしながら緊張もほぐれたころ、彼から「結婚を前提に付き合ってほしい」と告白され付き合うことになりました。仕事で時間や休みはなかなか合わなかったですが、限られた時間の中でも旅行にいったりとデートを重ねていくうちに「この人となら結婚を描ける」と思いはじめました。
そうして2年を経てプロポーズ!いまは結婚して2人仲良く暮らしています。自然な出会いを待っていたってしょうがない!やっぱり行動あるのみだったね!とあの頃を振り返ったりします。タイミングもあるかもしれないけど、運命の人は必ずいる!とわたしたちは運命を信じています。