恋人が欲しい!真面目な恋活や失恋を乗り越えるための運命の出会い

幸せのために欠かせない(マストな)出会いを掴む!【R18】

なぜ婚活で高望みする人が多いの?理想が高い男女の特徴と末路


普通が幸せなのに…なぜみんな、婚活で高望みをしてしまうのか

そこそこの年収で、同い年ぐらいの普通の人と結婚したいのに、婚活で相手からお断りされる。出会う異性が、みな高望みしていると思ったことはありませんか?

高収入、若い、イケメンや美女。鏡で自分の顔を見てから出直してきてと言いたくなるような理想の条件を掲げている人もいます。もう少し条件を落とさなければ、結婚なんて出来るはずはない。それなのになぜ、人は婚活で高望みをしてしまうのでしょうか。

それは、婚活における「普通」と恋愛での「普通」が違うからです。本人が同等のスペックだと思っていても、客観的に見ると理想が高すぎるのは、婚活ではよくある話です。

もし、掲げる結婚条件が「平均的な年収」「同い年ぐらいの方」だったとしても、あなたの婚活のスペックによっては高望みということもあります。また、婚活にお金をかけているのだから妥協したくないと損得を考えたり、友人に負けたくない見栄から高望みしている人もいます。

こうした高望み男女に共通するのは、婚活市場での適正な価値を知らないことです。どんな条件が高望みになるのか、各人によって違います。婚活は、合わせ鏡のようなもの。巡り会える相手は、必然的にあなたの持つスペックによって変化するのです。そして、そのスペックは婚活と恋愛では、意味合いが違うことも理解しなければなりません。たとえキャリアがあり、そこそこモテる容姿の女性でも、年齢という価値で敗北するのは婚活でよくあること。

ここでは、陥りやすい婚活の高望みについて男女別の視点から解説します。高望みする人の心理を知り、婚活のチャンスを逃さないよう役立ててください。

30代女性は収入で高望みしている!?友達への見栄で妥協できない!?

さて、高望みでよく話に上るのが30代のアラサーと呼ばれる女性です。なぜ、アラサー女子が高望みといわれるのでしょうか。それは、年齢という価値が婚活では非常に高いことと関係しています。

たとえば、31歳と26歳の女性をくらべてみましょう。31歳の女性は、仕事で実績も出しオシャレのセンスも良く整った容姿をしている。対して、26歳の女性は仕事は事務職の派遣、容姿は並かそれ以下。これが恋愛であれば、人の好みが大きく関係します。人間的に深みもあり、性格に難もなければ31歳の女性はモテるでしょう。しかし、婚活においては圧倒的に26歳の女性のほうが人気があります。

それはなぜか。婚活ではまずスペックで相手を絞り込むからです。結婚相手の条件を考えるとき、「何歳くらいまでなら」と考えます。もし希望年齢を「29歳以下」と設定したら、その人には31歳の女性はかすりもしません。いくら31歳の女性が魅力的であったとしても、です。それくらい、婚活市場における年齢の価値は絶大なのです。

つまり、アラサー女性が「高望み」と言われるのは、自分に魅力があると思っていることが最大の原因です。もちろん、自信のある女性は本当に魅力があります。けれども、婚活で年齢が及ぼす影響を考えずに、「同い年ぐらいか、年下の男性」「年収は600万円以上」と掲げては、出会える人数はガクンと減ります。なぜなら、そうした同い年で収入のある男性の多くは、20代の婚活女性と結婚するからです。

ほかにも、子育てへの不安が高望みになることもあります。現代では、ネットでいくらでも情報が手に入ります。産休・育休・子供の教育費など、どれくらいのお金が必要になるのか、結婚した先輩の話を聞き、危機感を募らせます。安定した生活には、お金が必要。その家計への不安から、少しでも収入が多くある人や、たくさん貯金がある人を求めます。そうした女性は、平均年収では満足できないのが本音でしょう。

一方で、結婚に妥協する必要がない女性もいます。経済的に自立しているため、急いで結婚する気がない。妥協して下のランクの生活をするくらいなら、一人でいたほうがマシ。そのような女性は、理想を高く掲げ、いい人がいたら結婚しようぐらいの気持ちで婚活します。

33歳~35歳前のアラサー女性は、男性からのアプローチもあり、まだいけると考えています。きちんと努力もしているし、仕事やプライベートで普通に異性との付き合いもある。そういった人ほど、恋愛に自信があるため、婚活では高望みしやすい立場にあるといえます。

勘違いで高望みしてしまう男たち。スペックでは20代女子と結婚できない!?

では、婚活で高望みをする男性の特徴はどんなものでしょうか。それは、アラフォーになっても若い女性を好むという不釣り合いさです。

女性には、妊娠しやすい年齢があります。35歳以降、卵子の質が下がることは広く知られています。そのため、結婚するなら20代の女性が良いと、多くの婚活男性が考えます。

しかし普通で見れば、20代の女性からすればアラフォーの男性は「おじさん」です。もし37歳~40歳前半の男性が20代女子と結婚したいと思っても、アプローチに応えてくれる女性の年齢層は30代~40代前半の女性たち。なぜなら、20代女性は30代前半の高スペック男性からお声がかかります。アラフォーで若い女性を望むなら、年収というスペックがよほど高くなければ、難しいのが婚活の現実です。

また、婚活で容姿の良い女性のこだわる男性も、高望みになる傾向があります。なぜ、相手に妥協できずに理想を高く掲げてしまうのか。これは、婚活サービスにお金を払うことが関係しています。投資をしているのだから、それなりの対価がほしい。そうした心理が、「損をしたくない」と考え高望みを生み出しています。

高望みし続けて後悔しているのはこんな人たち。婚活で断り続けた人の末路。

いままでの人生がんばってきたのだから、結婚相手に妥協したくないのは、婚活をする人の本音です。しかし、高望みをし続けると望まない未来になってしまう可能性もあります。

高望みして後悔する人の典型例は、アラフォーになりやっと妥協するパターンです。男女ともに、アラフォーになると会える人数が減ります。また、お相手の条件もいままでより低くなります。もっと若い頃に決めておけばよかったと後悔するものの、後の祭りです。

自分の価値が婚活市場では低くなったことに愕然とし、やけくそで結婚。それで幸せになれればいいのですが、結婚生活が不幸なものであれば、より後悔が深まります。

また、いくら見た目は若かったとしても、生殖機能は年齢とともに衰えていきます。子供が欲しかったのに、チャンス逃してしまったと後悔する話も少なくありません。

高望みは悪いことじゃない!?年収や顔の容姿など婚活の市場価値を知って

では、高望みする人を反面教師にしてチャンスを逃さず理想の結婚相手と出会うにはどうしたらいいでしょうか。

まず大切なのが、高望みを自覚することです。婚活で不釣り合いな条件を掲げていることに、なかなか気づけません。見栄や損得勘定が冷静な判断を邪魔したり、恋愛と婚活の価値の違いが最初はわかりづらいからです。高望みを自覚するには、婚活アドバイザーの助言に耳を傾けたり、友人に相談してみましょう。

そして、結婚相手の条件を考えるときに、理想を追い求めすぎないのもポイントです。理想条件をいくつも掲げるのはかまいませんが、「こうでないと」と固執するのは高望みのはじまりです。条件はあくまでも出会う人を探す参考のためです。マッチングが成立して実際に会うことになれば、目の前のいる人ときちんと向き合ってみましょう。

また、なにより重要なのがあなたに合った婚活サービスを選ぶことです。年齢が上の人であれば、30代以上と限定している婚活パーティーに参加したり、婚活コンシェルジュがいる結婚相談所に登録するほうが成婚率が高いことも。闇雲に、年下や高収入などスペックを追わないことが大切です。

婚活をしていると、相手のお眼鏡にかなわずお断りされることはしょっちゅうです。「相手が高望みして勘違いしている」と立腹することもあるでしょう。でも、そんなときこそ結婚の条件を見直してみるチャンスです。

幸せな結婚生活とはなにか、どういった相手であれば、安定して幸せな生活を実現できるのか。具体的に結婚に掲げる条件を考えてみましょう。なにより、婚活では1歳でも早くから行動することが多くの出会いを呼びます。今より若い日はないと考え、目の前の相手とじっくり向き合ってみてください。