婚活での付き合う判断について|結婚前提のお付き合いに迷っている人へ
婚活で誰と付き合うか迷う…みんな、どうやって結婚を決めているの?
婚活でたくさんの人と会えば会うほど、「この人でいいの?」という迷いが出てしまいますよね。みないい人に見えるけれど、なんだか決め手がない。こんな気持ちになるのは自分だけで、ほかの人は心からときめくような出会いをし、相手の顔を見ただけで笑顔になるような婚活をしているのかと不安になります。
結婚するたった一人を決めなければいけないけれど、いざ決断するとなると不安要素が出てくるのが普通です。
仕事、年収、学歴、それとも性格? 結婚生活を送る上で、大切なものはなんでしょう。それがわかれば、結婚相手を選ぶ決め手に迷わずにすむのでしょうか。
ここでは、婚活でたくさんの異性と会ったけれど、ピンとこなくて迷っているという人に、婚活で結婚の決め手となるポイントをご紹介します。恋愛感情だけが、幸せな結婚の決め手ではありません。あなたの望む結婚生活を、一緒に作ってくれるのはどんな人なのか。それを探すためのコツを、ぜひ参考にしてくださいね。
結婚を決めるのに、理想的な付き合う期間はどれくらい?
結婚の決め手を迷っていると、気になりだすのは婚活の期間です。いったいどれぐらいの長さが、婚活でお付き合いをする理想の期間なのでしょうか。
婚活には、仮交際と正式交際の2つがあります。仮交際は、まだ本命の相手を決めていない段階。様子見として、複数の異性とコンタクトをとり、二人きりで会うデートを繰り返します。
付き合う決め手がない!と迷うのは、この仮交際から正式交際にうつる段階です。複数の異性と会ったけど、本当にこの人でいいの? という不安が出てきます。
仮交際では、長くても4回~5回のデートで結論を出したほうがいいでしょう。それ以上長引くと、相手は本気になったけれど、こちらは断るつもりだったと気持ちに温度差が生まれてしまいます。
逆に言えば、5回デートしても結婚しようと決断できなかった相手とは、お断りをしたほうがいいと考えることもできます。
正式交際にうつってからは、人によりけりですが付き合ってから1年以内に結婚するのが理想と考えられています。早ければ、婚活で正式交際を開始して、3ヶ月ぐらいでプロポーズされたいと思う人も。
こればかりは、当人の問題です。時期については、お互いの距離や気持ちを確認しながら決めるのがベスト。
ただし、気をつけたいのは、ずるずるとお付き合いを続けないこと。婚活という「結婚したい」と考える場で出会ったのですから、お付き合いの先に結婚があるのは当然です。
付き合いながら、一向にプロポーズの気配がない。結婚の話が具体的にならないのは、相手を不安にさせるだけです。遅くとも、2年以内には結婚する前提でお付き合いを意識したほうがいいでしょう。
100%好きじゃないけど、婚活で結婚を決めてもいい
付き合う前の決め手がないと悩む人のほとんどは、「一緒にいてもときめかない」「いい人なんだけど……」と考えています。この引っかかりの正体は、ずばり「恋愛感情」です。
決め手がないと悩んでいるあなたは、複数の異性と婚活で会っているのだと思います。婚活市場のスペックに照らし合わせても、異性からアプローチが多くかかる方なのでしょう。相手が一人ではない状況だからこそ、「本当にこの人でいいの?」という迷いが出てきます。
また、昔の恋人はドキドキしながら付き合ったけれど、婚活でそんなときめきを経験したことがない。条件で結婚を決めるのは、打算的なのではという疑問もあるのでしょう。
恋愛と婚活は別物です。恋愛が、好きという気持ちありきではじまるものならば、婚活は出会った後から二人で愛を育てていくもの。出会いの段階で、恋愛のような胸のときめきは必ずしも必要ではないのです。
幸せな結婚生活に必要なのは、一緒にいて安らげること。そして、相手の欠点や短所を受け入れられるかです。あなた自身が完璧ではないように、相手もまた完璧ではありません。婚活でデートする中で、気になる部分も出てくるでしょう。
付き合う前の決め手に悩んだら、相手の短所を上げてみるのも気持ちを整理する方法です。気にするほどの短所が見つからない、思いつくけれどそれ以上にここが好き。妥協ポイントをみつけるのは、二人で結婚生活を営む上で大切な考え方です。
結婚前提で付き合う前に、婚活で確認するポイント
婚活のお付き合いの決め手になるのは、恋愛感情ではなく、相手の長所や短所をどれだけ知っているか。そして、二人の持っている結婚観が合うかが重要です。相手を知るには、以下の点を婚活のデートで意識して会話をしてみましょう。
・二人で暮らすイメージ
婚活では、デートのときは楽しいけれど、結婚生活までを具体的にイメージしたことがない人も多いです。しかし、これは結婚相手を選ぶお付き合いにおいて、欠かせないポイントです。
結婚したら、どこに住むのか。二人が働いているのなら、職場の場所を考慮しなければなりません。仕事のスタイルで、二人の休日時間は合うのか。毎日の生活を、どんな風にまわしていくのか。そこに、どちらかが無理をしていないか。二人で話し合ってみましょう。
一緒に暮らすと、カーテンの柄ひとつで喧嘩になることもあります。インテリアの好みが似ている、好きな食べ物が一緒、ペットを飼いたいかどうかなど、お互いの好みがどこが合ってどこが違うのか。イメージしながら会話をすることで、二人の未来の姿が見えてきます。
・金銭感覚
共同で生活する上で、金銭感覚が同じくらいというのは非常に重要なポイントです。節約志向で貯金が重要と考えるタイプは、たまのバケーションで大きなお金を使うことに難色を示します。どちらかがお金を使いたいと考える領域に、片方が反対してしまうと、夫婦の間に軋轢が生まれます。
お金をたくさん使うことに抵抗がない人がいいとうわけではありません。お互いに、金銭感覚が釣り合っていることが大切なのです。
金銭感覚を見るには、相手にデートのプランを立ててもらうのがいいでしょう。行くお店のチョイスで、金銭的にどれくらいまでを普通としているのかがわかります。また、両親がどんな仕事をしているのか。幼少期にどんな風に育ってきたかを尋ねることも、その人の金銭感覚がどのように形成されたのかを知るきっかけになるでしょう。
・家事の分担能力
専業主婦だから家事を全てやるなんて考え方は、古いと捉えられるようになりました。もちろん、女性にそれを望む男性は婚活市場で一定数います。だからこそ、二人の結婚生活を考えるのであれば、相手がどれくらいの家事能力があるのか、事前にわかっておくことが大切です。
二人のときは、妻が夫の世話をすればよかったとしても、子どもが産まれると均衡が崩れます。ほかに実家などの頼る人がいなければ、家事育児の負担は一気に妻の肩に。料理や掃除はどれくらいするのか。家庭の中は、二人で回すものという感覚がどれくらいあるのかを、デートをしながら聞いてみるといいでしょう。
婚活で焦りは禁物!付き合うの前の不安はデートで解消しよう
最後に、婚活で早く付き合う人を見つけなきゃと焦るのは禁物です。焦りがあると、人は「より条件がよい人」という考え方で選ぶようになります。つまり、スペックに目が行ってその人自身のことを客観的に見られなくなるのです。
そのため、優しいと思っていた人が結婚後は性格が変わってしまった。仕事を続ける考えもあったけれど、やめてしまった。結婚してみたら、家事が苦手であまりやろうとしないなど、「こんなはずじゃなかった」と言いたくなることが出てきます。
婚活では、幸いなことに結婚の決断をするために、正式交際の前には複数の異性と並行してお付き合いをすることを認めています。二人の相性を確認するには、この仮交際の期間が適しています。
複数の相手と結婚についての話をすることで、どんな考え方を好ましいと思うのかがわかってきます。付き合う決め手がないのは、デートの回数が少ないからかもしれません。恋愛をするということに、あなたがこだわり過ぎている可能性もあります。
結婚と恋愛は、似ているようで違うものです。あなたが、結婚生活になにを求めているのかを今一度考えましょう。そして、目の前の相手と向き合ってみましょう。二人で作り上げる結婚生活がイメージできたなら、あなたの胸の中にはあたたかな愛情が芽生えているかもしれません。