婚活で会った相手と交際→成婚するには決め手に欠ける！迷うときは…

悪い相手ではないが…決め手がない！？男性も女性も婚活で迷うのは当然？

婚活をはじめて、お相手と会う段階まで進んだとき、「あれっ、この先どうしよう？」と迷うことがあります。

普通の恋愛であれば、仲のよい友達と「お試しで」付き合うこともできます。しかし、婚活ではそうもいきません。男女ともに、「結婚」という婚活のゴールが迫っていることを意識してしまいます。多くの人が婚活で迷うのは、「交際」と「結婚」の決め手です。

会ってみて悪い相手ではないけれど、ときめきを感じない。でも、条件はいい人だしそれだけで断ってもいいのか。恋愛と結婚生活は違うのだから、安心できる相手ならいいのでは？と、お断りをするか、その先に進むのか、決心ができず堂々巡りに。

付き合ってみないと、結婚してみないと、ほんとうに一生をともにできる相手なのかわからない。その不安な気持ちはわかります。だからこそ、理想の結婚生活を思い描き、お相手に求める条件をはっきりと持つのは大切です。

婚活で先に進む決め手に迷ったら、どうするのがいいのでしょう。一つは、相手と自分の時間を意識してみましょう。婚活では、年齢が大きな決め手になります。そのため、貴重な時間を無駄にするようなお付き合いは避けなければいけません。

また婚活とは、恋愛感情よりもまずは条件が先に来てしまいがちなことを覚えておきましょう。婚活での恋愛感情は、多くの場合はあとから湧いてきます。会って楽しい相手でも、はじめは交際となるとピンとこないという人は多いのです。

どんなに素敵な人に囲まれたとしても、結婚できるのはたったひとりです。そのひとりを選ぶための決め手とは、なにがあるのかをみていきましょう。

婚活では同時進行の並行交際がよくある。期待しない＆させないが正解？

婚活において、「二股」はよくあるお付き合いの仕方です。といっても、恋愛の二股とは違います。あくまで、仮交際の期間に複数のお相手と連絡をとる同時進行の交際を指します。

なぜ、婚活では並行交際が推奨されているのでしょうか。同時進行で何人かのお相手と会うことは、次のようなメリットがあります。

・時間を有効活用できる

婚活では、時間が勝負です。一人のお相手と付き合い、ダメなら次というサイクルを繰り返すと２～３人と付き合っただけで半年から１年はあっという間に経ってしまいます。その間に、あなたは歳を取ります。一つ年齢を重ねるということは、取り巻く環境が変わるということ。

なるべく短期間で、理想のお相手と巡り会えるのが、年齢という条件に打ち勝つための賢い「戦略」です。

・じっくりとお相手を選べる

一人のお相手としか交際できないとしたら、どんなことが起こるでしょう。婚活では、「早く結婚したい」という焦りはつきものです。そのため、ちょっとでもフィーリングや条件が合わなければお断りしなければと思い込んでしまいます。

次々に交際相手を変えるのは、多くの人数と出会うためにはよい方法かもしれません。しかし、１回会っただけでその人の全てを理解できるでしょうか。何回かデートを重ねるうちに、新たな魅力を発見することもあります。

複数人同時にお付き合いすることで、こうした焦りをなくすことができます。正式な交際に進む前に、自分と合ったお相手なのか。じっくりと見極めることができるでしょう。

同時進行でお付き合いを進めるときは、正式な交際とは違うことに気をつけましょう。体の関係をもつタイミングは、ひとによります。ただ、できれば正式交際になってから持ったほうがいいでしょう。仮交際の段階で肉体関係を結んでは、相手に過剰な期待を持たせることになります。

また、キープしたいという理由でだらだらと並行交際を進めるのも、オススメできません。あなたにとっては仮交際でも、相手は本気かもしれません。そして、同じように婚活の時間は貴重です。何回か会っても、交際に進める決心がつかないなら、きちんとお断りしたほうがお互いにとって良い結果になるでしょう。

ただし、並行で交際を同時進行させるには、向き不向きがあります。律儀な人は、何人もとデートするのは気を遣ってしまい楽しめないという場合も。無理をする必要はありません。ただ、相手とのデートが楽しめないなら、気持ちを切り替えてみるのはどうでしょうか。

仮交際は、就職活動での面接のようなものです。就活で、複数の企業の面接を受けることは珍しくありませんよね。その中から、本命の1社を選びます。婚活にも、似たようなことがいえます。

相思相愛の相手を探して、行動するのは婚活も一緒です。仮交際だと節度を持つこと。時間を無駄にしないこと。そして、仮交際の相手が複数いることは、お相手には知られないように振る舞うこと。

こうしたポイントを踏まえれば、同時進行で並行交際をしたとしても、不誠実な対応にならずにすむでしょう。

決め手がないなら早く断るべきか。婚活で煮え切らない態度は迷惑がかかる…？

婚活で困ってしまうのが、決め手がないという状況です。交際に至らずカップリングが成立しないのも疲れます。しかし、交際にたどり着いても、結婚を決意するほどの感情が湧いてこないのも、婚活疲れの原因になります。

よい人だけれど、結婚してもいいのだろうか。もっと他に素敵な人がいるのでは？そんな迷いも、成婚への道を阻むことに。燃え上がるような恋愛と違い、婚活では決め手に悩むことは少なくありません。ここでも、まず意識しておいたほうがいいのは、「長引かせない」ということです。

１年も交際をしたのに断るのでは、双方の時間を無駄にしてしまいます。もちろん、人の心は変わります。そのため、好きだと思っていたのに、時間が経ったら気持ちが冷めてしまったということもあるでしょう。

ただ、婚活での正式交際は、やはりその先の結婚を意識したものになります。数ヶ月お付き合いを重ねたら、なんとなくお互いに結婚をイメージしてくるものです。結婚生活を想像してみて、この人と一緒の人生はピンとこないのであれば、きっぱりとお断りするほうがお互いのためです。

お断りしたあとに、「やっぱりお付き合いをしておけば」と後悔することもあるでしょう。しかし、それをふくめてのご縁です。一度お断りしたお相手に、未練は残すべきではありません。新しい出会いを期待して、前に進みましょう。

婚活では条件から入るが、付き合う決め手はやっぱりフィーリング！

婚活は、まずは条件からお相手を選びます。学歴・職業や年収。そして年齢という、データからお相手を判断します。

では、交際や結婚の決め手になるのも条件かというと、そうとは限りません。条件にこだわる人もいるでしょう。しかし、多くの人はフィーリングが最終的な決め手となります。フィーリングというと曖昧な表現ですが、ようは心の中で自然にお相手との結婚生活をイメージできるかということです。

この人と一緒にいると、安心できる。この人との子どもを育てたら楽しそう。つらい事でも、一緒に乗り越えていけそうな人だ。

お付き合いを重ねていく内に、会話や行動からお相手がどんな人なのかわかってきます。こうした結婚生活のイメージは、悩まずとも自然に思い浮かんでくるものです。

直感のように、ある日突然ひらめくケースもあるでしょう。デートを重ねていたら、一緒にいるのが自然に感じられるようになったという場合もあります。

婚活において、結婚はゴールです。しかし、人生では新たなスタートになります。長年一緒に隣を歩いて行く相手だからこそ、ゼロからの愛情を作り上げていける人に惹かれるのかもしれません。

真剣交際や成婚の決め手に欠けるなら断るべきか？ダラダラ婚活は時間の浪費！？

結婚したい相手を探しているからこそ、真剣交際に進むときに悩みます。誰もが、幸せな結婚をしたいと思っています。だから、「この人で本当によいのかな？」と成婚にむけて悩むのです。

悩む期間は、お相手を選び、結婚の条件について向き合う必要なタイミングです。しかし、一定期間が過ぎても心が動かない相手は、ずっと「キープ」の段階のままです。だらだらと長引く交際は、お互いにとって時間の浪費になってしまいます。

何人とお付き合いしても、ピンとこないという場合は、仮交際や本交際の期間を定めてみてはどうでしょうか。３回デートしても、決められないならお断りする。本交際の期間は長くても半年など、一定のルールを設けます。これにより、ずるずると決断が長引くのを避けることができます。

もし、お断りして後悔するお相手がいたなら、なぜ後悔を感じたのか考えてみましょう。そこに、あなたが結婚相手に望む条件が隠れているかもしれません。次のステップに進むのを決められなかったのは、結婚相手に求める条件がハッキリとしていなかったからかも。

恋愛の交際と、婚活の交際は意味合いが違います。結婚相手にふさわしい人かを確認するのが、婚活の交際です。子どもは欲しいのか。親との同居は。共働きを希望してるかどうか。お互いの価値観をすり合わせることが、交際期間中に大切なことです。

決め手に欠けると思ったら、初心に立ち戻ります。自分の気持ちを深掘りするほど、理想の相手を発見できるチャンスも多くなるでしょう。