遠距離でも婚活を成功させるコツはある?地方在住者向けの遠距離婚活
地方在住者に婚活は難しい?遠距離でも都会にこそ結婚のチャンスルがある!
地方在住は、婚活をしようにも独身の絶対数が少ないのが欠点です。出会いのチャンスが限られているから難しいと、地方ならではの悩みがあります。婚活イベントに参加しても、良いと思う相手がいない…そんな人におすすめしたいのが、遠距離での婚活です。
遠距離と聞くと、大抵の人は尻込みしてしまいますよね。頻繁にデートができなくて寂しい。会いにいく交通費が馬鹿にならない。そしてなにより、結婚したら生活はどうなるの? という点でみなさん足踏みしてしまいます。
けれど、考えてみてください。結婚とは、たった一人の「この人と」と思える相手と出会うこと。絶対数が少ない場所で活動するのと、圧倒的に独身が多い都会に出てみるのと、どちらが成功する確率が高いでしょうか。
答えは明白、婚活をするならば出会える人数が多い場所に出て行くほうが有利です。
もちろん、遠距離の婚活は交通費や時間といった、移動の負担があります。結婚したら、どちらが引っ越すか具体的なすり合わせも必要です。けれども、誰とも出会っていないうちから、「遠距離だとめんどくさい」と思ってしまうのはもったいないこと。婚活では、チャンスを自ら潰すような選択は、結婚への道のりを険しくしてしまいます。
同じ沿線の人、同じ県内在住の人。たしかに、良い相手が見つかればデートも気軽にできます。それに、結婚後の生活も大きな変化はないかもしれません。でも、結婚したいと思う相手とそもそも出会えなければ、めんどくさいもなにもありません。
遠距離だから婚活は無理、とは思わないでください。婚活方法を検討したり、時間を有効活用したり。工夫次第で遠距離でも婚活は行えます。ただ、普通の婚活とは違い負担が大きいのも事実。遠距離婚活を成功させるために、上手な交際の進め方を知っておきましょう。
ネット婚活と大手結婚相談所。遠距離婚活のおすすめを検討してみる
県外まで出て、遠方に住んでいる相手を探そうと考えたとき、おすすめできる婚活方法は「ネット婚活」と「結婚相談所」の2種類です。どのような点で、遠距離で婚活をする人にメリットがあるのか見てみましょう。
・ネット婚活
いわゆる婚活サイトや婚活アプリを使って、相手を探す婚活です。大手サイトほど、登録人数が多く、チャンスが広がります。
ネット婚活の良い点は、結婚相手の条件で無数に検索ができこと。年収、住んでいる場所、職業、身長、趣味など、結婚相手に望む条件をはっきりとさせお相手を探してみましょう。同じ県内にはピンとくる人がいなくても、住んでいる場所を広げれば気になる異性と出会えるかも。
そして、他県に住んでいる遠距離でも、意外なメリットがあるのは出身地が同じ人です。婚活サイトでは、「出身地」という検索項目が設定できます。あなたが大阪出身なら、おなじように大阪出身の異性を探すことができるのです。たとえいま住んでいる場所が遠方でも、出身県が同じであれば、二人の間には共通点が生まれます。また結婚後、実家への帰省が楽になるというメリットも。
もうひとつ遠距離の婚活でおすすめできるのが、大手の結婚相談所。全国展開している結婚相談所なら住む場所を気にしなければ、対象となるお相手の幅もぐんと広がります。婚活コンシェルジュの力をかりて、時間を有効に活用して婚活ができるのがポイントです。
お見合いの紹介だけでなく、登録者向けの婚活パーティーを開催している結婚相談所もあります。受け身になるだけではなく、婚活のイベントにも積極的に参加してみましょう。
知っておきたい遠距離婚活のデメリット。交通費の負担や会えない期間は辛い
遠距離での婚活は、金銭的・時間的な負担が大きいもの。普通の婚活とは違う苦労を知って、心構えをしておきましょう。
・交通費と時間がかかる
県をまたいで電車で片道2時間半、新幹線往復で数万円の交通費など、会うだけで時間とお金がかかるのが遠距離の婚活です。
移動の時間やデートの手間を考えると、面と向かって会うのは、ある程度メールを通じて仲良くなってからのほうがいいでしょう。また、プロフィール写真を会う前に交換しておくのも大切なポイントです。お金と時間をかけて会いにいったのに、見た目がタイプではなく期待外れ…なんてことのないように。会う前のコミュニケーションに、きちんと注力することで、交際までの空振りを少なくします。
・次のデートまで間が開く
遠距離だと、毎週末デートとはいきません。テンポよく婚活を進展させるのに、時間が空いてしまうのは最大の難関です。恋愛とは違い、婚活は真剣にお付き合いするまでに何回かの接触があるのが普通です。時間が空くと、その間にライバルに先を越されることもあります。
いいなと思った相手とは、なるべく短期間でテンポよく交際までたどり着くのが遠距離婚活を成功させるコツです。会えない間は、電話やメールを使って、毎日連絡をとるように心がけましょう。たとえ数分や短いメッセージでも、「毎日接触がある」ことで、親近感が高まります。
ハードルの高い遠距離婚活を成功させる3つのコツ。交際の進め方がポイント
お金と時間をかけて、会いに行く。恋人ならまだしも、婚活はまだ好きになるかもわからない段階です。負担が大きければ、ストレスもあっという間に蓄積されます。婚活疲れに陥らないように、遠距離で婚活を成功させるには、どんな点に気をつければいいでしょうか。
・重さを感じさせない
婚活の最初の段階は、「お互いに知り合う」ステップです。近場の相手となら、気軽な気持ちで会いに行けます。しかし、遠距離だと「せっかく交通費に高いお金を払ったのだから」と余計な気合いが入ってしまうことも。
これは、婚活のデートには逆効果です。あなたがどれぐらいの労力をかけて会いに来たかは、相手の気持ちには関係ありません。こちらがお金と時間を費やしているのだから、それなりの成果(婚活の進展)を得なければという考えにとらわれすぎないようにしましょう。
・時間を有効活用
肩の力を抜いて、一人の相手に気負いすぎないためにも、時間を有効に活用しましょう。デートで上京する際は、予定は複数入れます。ランチとお茶の時間に別々の約束を入れたり、ランチでデートし夜は婚活パーティーなど、時間をうまく使います。
予定が1つしかないと、手応えがなかったときの「交通費がもったいない」というダメージが大きくなります。それに、週末の度に移動するのは交通費が膨らむだけ。1回の移動で、なるべく多くの相手と会えるようにアレンジしましょう。
できれば、会う相手にも当日ほかにも予定があると伝えた方がいいでしょう。はっきりという必要はありません。「婚活は、色んな方に会ってお話している段階なんです」と伝えれば、相手もそれとなく理解してくれます。
・できるだけ「会いに行く」
わざわざ遠方から相手に来てもらうと、イマイチな印象だったときお断りするのに気をつかいます。相手がもし自分を気に入ってくれたら、「時間とお金を使って会ってくれるのに断るなんて…」という遠慮が生まれてしまうからです。余計な精神的負担を作らないためにも、遠距離で婚活するときは、できるだけ自分から会いに行くようにしましょう。
遠距離の婚活こそ、告白はハッキリ!結婚後のすり合わせをしっかりしよう
遠距離の婚活で一番重要なのは、告白するタイミングです。遠距離こそ、いいなと思った相手には躊躇せずに気持ちを伝えましょう。
通常の遠距離のように、3回デートして様子をみて…なんてことをしていては、時間もお金もかかります。その間に、誰かに気持ちがなびいてしまう可能性も高いです。気に入って好きになったら、その日に告白してもいいくらいです。
また、仕事、親との同居、住む場所など、どんな生活になるのか、早い内から話し合っておくことも大切です。時間をさんざん使ったあとに、結婚生活で譲れない条件があるからやっぱりお断りするなんてことのないように。
そして遠距離の婚活でネックになるのは、結婚後に住む場所です。二人とも仕事をしている場合は、どちらの拠点で生活するかが問題になります。専業主婦希望の方や、仕事の場所に融通がきく人など、はじめからあらかじめ希望条件で絞っておきましょう。
身近に出会いがないと思っていても、対象を広げれば素敵な人に出会うチャンスがうまれます。遠距離に臆せず、気になったなら勇気を出して会いにいってみましょう。そこから素敵なご縁につながるかもしれません。