婚活を失敗へと導く苦手意識『克服したい苦手なこと』
人付き合いが苦手だから、婚活も苦手。でも結婚したい人が考えるべきこと
婚活は、見知らぬ人と話すことの連続です。日頃から、人付き合いが苦手だと思っている方は、あらゆることに高いハードルを感じます。複数人とメールしたり、初対面の人と会ったりを続けていると、どっと疲れてしまうのです。
疲れが出るのは、みな同じです。ただ、人には向き不向きや、好みがあります。知らない人と会って、積極的に話すのが「楽しい」と感じる人もいれば、ものすごくたくさんのエネルギーを必要とする人もいます。
後者のタイプは、婚活で素敵な相手を見つけたいと思っても、婚活パーティーに参加したり、会ったことのない人とメールしたり、一つ一つ時間がかかります。人付き合いに苦手意識があるため、婚活のステップがスムーズにすすまないことも。
でも、そもそもなんのために婚活をしたかったのか思い出してみましょう。それは、「結婚したい」がスタート地点だったはずです。結婚は、相手があってのこと。苦手であっても、人と関わることが出会いのチャンスを広げていきます。
とはいえ、すぐに苦手意識を克服することは難しいものです。婚活では、メールが苦手だったり、婚活パーティーが苦手だったり、人によって色んな苦手なことがあります。
無理に合わない婚活方法で活動するより、合った婚活をみつけることが大切です。そして苦手なことを遠ざけるのではなく、なるべく前向きに付き合っていきましょう。
婚活パーティーやフリータイムが苦手。初対面で打ち解けるには慣れ?
さて、多くの方が苦手意識を持ちやすいのは「婚活パーティー」です。知らない異性と、いきなり話をしなければいけないなんて、誰だって緊張しますよね。
ましてや、パーティーの後には「カップリング」が待ち受けています。気に入った人とマッチングが叶わないだけならまだしも、誰からも選ばれなかったらきっと落ち込んでしまいそう。婚活ではよくあることだとはいえ、不安が膨らむと婚活パーティーに行きたくなくなってしまいます。
ただ、婚活パーティーといってもいくつかの形式があります。不特定多数の異性に、自ら声を変えるのは苦手でも、1対1でお話するなら、幾分プレッシャーが柔らぎます。はじめから、婚活パーティーはちょっと苦手だなあと嫌煙するのではなく、自分にあったものを選んでみましょう。
集団でフリータイムが長い形式は、どちらかといえば積極的に話しかけられる人に向いています。自分から行動するのに苦手意識があるのなら、個別に異性と話す形式のものを選びましょう。そのほうが、目の前の人に集中でき、「誰かと話さなきゃ」という緊張から解放されます。
また、その場でやることが決まっている婚活パーティーやイベントもあります。山登りや、お酒好きの集まりなど、テーマがあるパーティーのほうが、話が弾みやすいものです。スポーツ観戦や体を動かす系のほうが、その場で話題がでてくるので、話し下手な人は向いています。
あとは、大切なのは回数をこなして慣れること。はじめは、誰でも緊張します。場数を踏むことで、婚活パーティーでの振る舞い方がわかってくるのです。一度慣れると、婚活パーティーの主催会社や、形式、テーマ、参加年齢など、特徴があることに気づきます。その中から、より安心して参加できるもの、理想の結婚相手に出会えそうな婚活パーティーを選んでみるといいでしょう。
メールが苦手なら、あえて電話で。声を聞くことで、二人の距離が縮まる!?
婚活の連絡手段で、電話やメールは必須です。とくに婚活サイトは、はじめの出会いがメールなので、文章を通じて人柄を知りながら仲を深めていきます。
ただ、メールが苦手な人は、こうしたやりとりがわずらわしく感じられてしまうことも。
・話題が途切れたら、そこで終わりにしたい
・顔や声から相手の反応がわからないから、答えづらい
こうしたことが、メールが苦手な人が感じていることです。たしかに、文章でのやりとりになるため、対面でのコミュニケーションとは違う苦労があります。ただ、どんな形で知り合ったとしても、交際中にメールのやりとりは欠かせません。そのため、印象のよいメールの送り方を覚えておけば、やりとりに役立ちます。
・メールの返信速度や頻度は、気持ちのバロメーター
婚活では、メールの返信が遅かったから、自分に気がないんだ…と考える人がいます。デート当日、お礼のメールがなければ、「キープなのかな?」と疑ってしまう場合も。もしあなたがそうでなくても、婚活市場ではそのようにとらえる人がいることを知っておくべきです。そのため、あなたが気になる人がいたら、マメなやりとりと返信を心がけましょう。
・メールのトーンを相手に合わせる
短い文章なら、短く返す。フランクならこちらもカジュアルな言い方で。ある程度、話のトーンを合わせることが大切です。それにより、向こうが親近感を抱きます。普段は絵文字を使わなくても、相手がよく使うのであれば、それはそういったトーンが好きだということ。話の内容にあわせて、絵文字を入れてみると、心理的な距離が近づきます。
メールを打つのは時間がかかるから嫌という人は、あえてたまには電話をつかってみるのもあり。数回デートしたあとなら、距離は近づいています。そこで、デートのお礼を電話ですることで、あなたの印象がぐっと深まります。
婚活で会話が苦手じゃはじまらない!日々の話題作りに励もう
普段の生活で人と話すことに苦手意識があると、婚活でも臆病になりがちです。でも、婚活で打ち解けるための会話は、高いコミュニケーション能力が必要なわけではありません。
なぜなら、二人とも婚活という同じ土俵にいるのです。気持ちの差はあれど、お互いに知り合おうとしている状態。コツさえつかめば、話を聞いてもらったり、もっと相手を知るのも難しいことではありません。
まず言えるのは、会話が苦手な人は、おおよそにして自分のことばかり考えています。
「なにを話せばいいかわからない」
「黙っていたら、変な人だと思われちゃう」
それよりも、目の前の相手を楽しませることに気持ちを切り替えてみましょう。
そして、会話がつまずく人ほど、会話のゴールを高く設定しがちです。気をつけるべきは、いまこの場で結婚相手を決めるわけではないこと。とくに、婚活パーティーなど最初の入り口は、知り合う段階です。「好かれる」のではなく、「共通点を探す」ことをゴールとしてみましょう。
そうすれば、自然と相手に興味が向かいます。趣味はなにか、好きなモノはあるのか。自分の話題を踏まえつつ、同じ興味を持つ点がないか探してみます。
また、日々の話題をストックしておくことも、会話を広げるコツです。このとき、あなたが興味のない話題まで情報収集する必要はありません。あなたが好きなものに対して、最新情報のアンテナをはっておきましょう。
そうすれば、同じようにそれを好きだと思ってくれる人と出会ったとき、話が弾み意気投合できます。
婚活や合コン、出会いの場が苦手でも、まずは楽しんでみよう
婚活は、知らない人と会う場なので、どうしても疲れがでます。人付き合いに積極的ではない人ほど、婚活をがんばろうとしても、苦手意識からたくさん行動できなかったり。
でも、せっかく婚活パーティーやイベントに参加したり、婚活サイトで知り合った人とデートしていても、苦手意識を持ったままだと気乗りしない態度に見えてしまいます。
仲良くなりたい、もっと知りたいという気持ちを態度で見せていかないと、向こうからは絶対に近づいてきません。たとえ、本心では嫌いじゃないむしろ気になっていると思っていても、言葉や態度で表さないと伝わらないのです。
婚活は恋愛よりも展開が早いため、思っているよりも早く見切りをつけられることも。気乗りしないように見えると、興味がないんだなとフェードアウトされてしまいます。
苦手なタイプでも、きちんと話してみましょう。気が合う一面を発見できるかも。その場を楽しみ、交友関係を広げることが、結婚への出会いにつながるでしょう。