婚活で普通の男がいないと感じる理由。原因は私にあった!?
婚活で普通の男に出会うのは稀!?独特な婚活市場の男たち
「普通の男でいいのに、出会えない」婚活しながら、こんなことを嘆いていませんか? ハイスペックな高収入を求めているわけではない。定職について、普通に稼いでいる普通の男性なら結婚したいと思えるのに、まったく出会えない。婚活中の女性に多い嘆きです。
たしかに、婚活では「変わった男性」に出会います。
デートの段取りでまごつく。
メールの返信は短文のみ。
会話は自分語りが多く、疲れる。
こんな男性が続くと、婚活では普通の男はいないの?と感じてしまいます。
時間とお金をかけて婚活をしても、想像する「普通の男」に出会えないため、婚活サービスを利用するのはきっとモテない問題ありの男性ばかりなんだと、勝手に落ち込んでしまうことも。
でも、本当に婚活で普通の男はいないのでしょうか。なぜ、出会う男性がみな「普通ではない」と感じてしまうのか。それは、婚活市場が持つ独特のシステムが関係しています。そして、婚活市場の力関係を理解していないがために、あなたが選択を誤っている可能性も考えられます。
もしあなたが、婚活だといい人がいない!普通の男と出会いたい!と思っているなら、そのまま記事を読み進めてみてください。素敵な人に出会うためのヒントが書かれているはずです。
婚活に普通の男がいないのはなぜか?性格に原因があるから売れ残る?
普通の男ときくと、どのような男性をイメージされますか。顔のタイプや年齢は個人の好みが分かれますが、「普通=気の合う男性」と考える人が多いです。
特別な条件ではなく、話が合って楽しめる人…そんな相手が普通の男だと、婚活中の女性たちはイメージしています。たしかに、気が合う男性という点だけで考えれば、特別な条件ではありません。
しかし、婚活市場の仕組みは、その気が合う男性を見つけ出すことこそが、とても難しいのです。なぜなら、婚活とはスペックで出会う世界です。婚活サイトに登録すれば、年齢や職業、年収でお相手を選びます。婚活パーティーでは、プロフィールに書かれた内容と、見た目でまず判断します。ネットでメッセージを交換するにしても、イベントで話をするにしても、時間は限られています。お互いのことを深く知り合うまで、じっくりと向き合うことが難しいのが婚活です。
つまり、初対面で意気投合するというのは、婚活ではハードルが高いことなのです。カップリングが成立するといっても、「悪くないかな」というレベル感でまずは会ってみましょうという温度感が婚活のスタンダードです。けれども、「普通の男がいない」と感じる女性たちはこのカップリングに期待をかけすぎています。
普通=意気投合して話が弾むレベルまで求めているため、なかなかそれをクリアする男性と出会えません。婚活は、徐々にお互いを知っていくものです。一方で、やりとりする中で、ちょっと欠点が見えたらお断りになるのも珍しくありません。
最初から深く知ることはできない、けれども結婚というゴールには完璧に相性が合う人を求めている。この婚活の構造こそが、「普通の男」と出会うことを難しくしています。
そもそも普通の男の条件って?それって本当に普通なの?
また、女性側の掲げる「普通の男」が、そもそも婚活での普通なのかという問題があります。婚活中の女性の普通は、実は婚活市場の平均よりも少し上の男性を狙っています。つまり、真ん中の最多層の平凡な男性を探しているわけではありません。
女性のいう「普通」は、たとえ年収が400万円以上の「平均値」であっても、婚活では上位の部類という話は珍しくありません。普通の男と出会いたいと言っている女性ほど、実は高スペックな男性を狙ってしまっています。冷静に現実を見つめなおし、あなたの言う普通が普通でない可能性を考えることが重要です。
また、婚活している男性の中には恋愛経験が乏しい人もいます。女性は、それをあらかじめわかっておいたほうがいいでしょう。そうでないと、デート中のぎこちない振る舞いを減点対象としてみてしまいます。男性がスマートでないことが許せないと、普通の男がいないとぼやくことになるのです。
たしかに、上手にエスコートされるのは女性のあこがれです。けれども、異性の扱い方に慣れているかどうかは、結婚に本当に重要でしょうか。あなたのこだわりが幸せな結婚生活にどれくらい重要なのか、見直してみれば「普通でない」と感じる男性の見え方も変わるかもしれません。
婚活の普通の男性は、より若い女性に向かう厳しい現実
そしてなにより、いわゆる「普通」の男は、婚活ではより若い女性に向かいます。「普通」といっても、婚活市場では高スペックです。なによりも、「なかなか出会えない」とぼやく女性が多いことが、「普通」のレベルが希少価値であることを表しています。
平均よりも年収があり、30代で定職につき、やさしく常識のある男性は、婚活では大変な人気なのです。つまり、あなたがアラサー以上であれば、普通の男と出会えるチャンスは低いことになります。
では、あなたが婚活でうまくいくにはどうするのがいいでしょうか。一つは、結婚相手に望む条件を見直して緩めることです。特に年齢。アラサー女性が同年代の男性との出会いを希望しても、20代女子との競争になるため、出し抜くのは難しいのです。であれば、対象年齢をもっと上に引き上げましょう。そうすれば、落ち着いた大人の男性と出会える可能性も広がります。
それでも、条件を緩めるのは簡単にはできない。そう考えるなら、婚活のやり方を変えましょう。具体的に、男性が重視したり好むものに、もっとあなたの見せ方を寄せていくのです。
男性が重視するのもは、年齢と見た目です。年齢が変えられないのなら、写真に力を入れましょう。ネットに掲載するプロフィール写真は、奇跡の1枚を用意します。お金をかけてヘアメイクして、プロにきちんと撮ってもらいます。
このとき重要なのは、実物が違うといわれることに躊躇しないこと。婚活で普通の男と出会いたいなら、アプローチされる立場にならないといけないのです。デート当日は、男性受けするフェミニンな服装で明るい色を選びましょう。もしあなたが、パンツルックの似合うクールな女性でも、初めてのデートは男性の好感度の高い「婚活ルック」にしておくほうが無難です。個性を出すのなら、3回目・4回目などお付き合いが進んでからで大丈夫です。
それでも普通の男がいないと感じるなら、婚活する場所を変えてみましょう。あなたの望む男性層が、あなたの活動場所にいないことも考えられます。30代以上の女性なら、仲介型の結婚相談所は強い味方になってくれます。ネットや婚活パーティーでは、スペックが重視されてしまいます。けれども結婚相談所なら、そこに仲人の印象が加わります。なかには、年齢をさほど重視していない男性登録者もいます。そうした人に、プロの仲人からよい印象を伝えてもらえれば、出会いに発展することも。
婚活サービスが、あなたの望む男性像に適しているのか、見極めながら行動していきましょう。
条件やスペックを外せば、普通の男かもしれない。出会いとフィーリング
婚活は、どうしても条件が前にきてしまいます。スペックしか見えず、しかも短時間でジャッジしなければならないので、相手の魅力がわからないまま終わってしまうことも珍しくありません。
普通の男がいないと嘆く前に、自分の期待値が普通以上でないか、見直してみましょう。また、出会った後はちょっとした欠点にはいったん目をつむり、もう一度デートを重ねてみれば、魅力的な面が発見できるかも。
婚活は、モテない男性が行うものではありません。あなたと同じように、真剣に結婚を考えて出会いを求めている男性がたくさんいます。やり方や場所を変えれば、きっとあなた好みの普通の男性に出会えるでしょう。