婚活で趣味が合わない相手と付き合える?すてきな結婚相手の選び方
婚活で出会ったいい人だけど、趣味が合わないなら交際はやめた方がいい?
婚活で出会った相手が、いい人なんだけど趣味がまったく合わない。一緒にいて楽しいけれど、長い結婚生活で大丈夫かな? この人を選んでいいのかなと迷ってしまいますよね。
婚活で、趣味が合うかは重要なポイントです。普通の人であれば、同じ趣味の異性と会ったら共通の話題で盛り上がれます。意気投合するのも早いですし、人によっては親近感を覚えるかもしれません。
結婚したら、二人で趣味に費やす時間を楽しめるのも夢が広がります。自分が好きなことに、共感してくれる人がいるのは良いものです。
それゆえ、趣味がまったく違う人は、婚活では最初から敬遠してしまう傾向があります。知らない趣味だったり、よいイメージを持っていない趣味であれば、おのずとマイナスの印象を抱いてしまうことも。
趣味以外の条件はとっても素敵。一緒にいて落ち着く相手なのに、趣味だけがまったく合わない。そのことに、不安を覚えてしまうのは、条件を比較する婚活では仕方のないことです。でも、考えてみてください。世の中の夫婦は、すべてみな同じ趣味を持っているのでしょうか。違いますよね。なかには、異なる趣味を楽しんでいる夫婦がたくさんいるはずです。
結婚相手を選ぶにあたり、趣味が絶対に同じ必要はありません。それよりも、大切にするべきポイントがあります。どんな相手となら趣味が違っても幸せな結婚生活を送れるのか。婚活で交際している人と趣味が合わないとわかったら、ほかに何を見るべきか。交際を迷ったときに考えることを見ていきましょう。
趣味がない・合わない夫婦の結婚生活だと、こんな不幸が待っている!?
婚活で、趣味が合わない人と交際したとき思うのは、「この人とだと、結婚生活を楽しめないかも」という不安です。
たとえば、あなたがお酒を飲むのが大好きなのに、交際相手が一滴も飲まない人であれば、お洒落なバーやお酒の美味しいお店に出かけるのも気が引けてしまいますよね。そうした一緒に楽しめない時間が重なると、結婚生活がつまらないものになるのではと心配してしまいます。
たしかに、趣味が合わない人と結婚すると、こんなことが考えられます。
・二人で一緒に楽しめない
夫の趣味がアウトドアなのに、妻の趣味はインドア派。休日の度に、夫は外に趣味仲間と遊びに行き、妻は家で留守番している。一緒に過ごす時間も短く、なんのために夫婦になったの?とむなしさを感じてしまいます。
・あっさりとした夫婦関係
共通の話題が少ないため、会話が事務連絡的になりがちです。何を話しても、淡々として冷めている夫。休日はとくに趣味もなく、家でゴロゴロしているばかり。もっと二人で色んなものを見て楽しみたいのに…と、不満がたまってしまいます。
共通の話題や過ごす時間が少ないために、夫婦のつながりが薄い気がする。たしかに、それは長い一生を過ごす上で問題です。でもそれは、必ずしも趣味の違いが原因なのでしょうか。冒頭にも述べたように、世の中のカップル全てが同じ趣味なわけではありません。違う趣味を持っていても、仲良く暮らしている夫婦はたくさんいます。
趣味が違っていても、幸せになれる夫婦と、そうではない夫婦がいます。それは、結婚生活において、趣味というのは一部分でしかないことを表しています。
趣味のこだわりが違っても幸せ?アニメ・ゲーム・ランニング、趣味を受け入れる
では、趣味が違っても仲良く暮らすコツはなんでしょう。それは、相手の趣味を受け入れることです。趣味を受け入れるとは、すなわち、配偶者が趣味に費やす時間を尊重したり、趣味の内容をバカにしたりしないこと。
アニメを見るのが好きな人と結婚して、「結婚したのだから、趣味のアニメDVDは全部捨ててね」では、仲の良い夫婦関係は築けません。相手がアニメを見る時間は、外出して友達と遊んだり、それぞれが時間を楽しめるというのが、自立した大人の付き合い方です。
結婚して仲良く暮らすのに必要なのは共通の趣味よりも、他人の考えを受け入れられる柔軟な姿勢や、尊重できる優しさであるといえます。
では、婚活でお付き合いしているときに、相手にこうした姿勢があるか見極めるにはどうしたらいいでしょう。それは、提案されたデート場所が好みでなかったら、ハッキリと断ってみることです。
たとえば、アクション系の映画にデートで誘われたとします。そのとき、「こういう映画はあまり見ないから…」と断って、反応を見ます。不機嫌になったりキレるレベルの人は要注意です。
ただ断るだけではなく、二人で楽しめるような代案を用意するのも大切です。こちらの趣味に誘ってみて、相手が楽しんでいるか見てみるのもいいでしょう。違った趣味でも、楽しんだり、「ああ、好みが違うんだな」と納得できる人は、他者を尊重できる姿勢のある人です。
もちろんそれは、あなた自身にもいえること。「この人の趣味、ちょっと違うんだよな」と思っても、否定せずにまずは付き合って出かけてみる。チャレンジしてみれば、新しい楽しさを発見できるかもしれません。
趣味の合う人合わない人、違いがあってもうまくいく夫婦の特徴
趣味がぴったり一致する人に婚活で出会えたなら、それはとてもラッキーなこと。けれども、同じ趣味の人とうまくいくとは限りません。
たとえ趣味が違ったとしても、相手を尊重できるタイプとは結婚生活もスムーズにいきます。そしてなにより、結婚して一緒に暮らせば、夫婦でやることは山ほどあります。意外と、趣味が結婚生活に占める割合は少ないものです。
引っ越し、マイホーム購入、子育て、保育園や学校など、子供ができたり環境が変わることで、二人で楽しめる共通の話題も増えていきます。それに、独身の頃のように自由に使えるお金や時間が減り、趣味から一時的に遠ざかることもあります。
趣味とは、その人を構成するひとつの要素でしかありません。たとえ趣味が違ったとしても、夫婦でチームとして生活できる相手なら、結婚生活はおのずと豊かになるものです。
婚活で趣味が合わない人でも、価値観が合えば仲良し夫婦になれる!
婚活で出会った素敵な人と、趣味が合わない。結婚したらうまくやっていけるのか不安になります。たしかに、共通の趣味があれば盛り上がりますが、それは仲良し夫婦の絶対の条件ではありません。たとえいま、趣味が違ったとしても、一緒に暮らすうちに新しい楽しみが見つかります。
趣味よりも、大事なのは共通する価値観があるかどうかです。
家や車など、大きな買い物、子供の教育への考え方、外食の頻度、家電へのお金のかけ方、家事へのこだわり。夫婦で話し合って、意見を聞くことは山ほどあります。考え方の似ている夫婦ほど、こうしたときに一致団結しやすくなります。いくら趣味が一緒でも、生活をするうえの基盤の価値観が違うと、夫婦はうまくいかないことも多いのです。
だから、婚活で趣味が違うからといって、落ち込む必要はありません。それよりも、対等に尊重してくれる人なのか、一緒に共通の楽しみを見つけられる人なのか。婚活の交際を通じて、お互いのことをよく知りましょう。
もし、結婚相手として迷うことがあるのなら、それは趣味の違いが原因ではないかもしれません。家庭環境であったり、他人への接し方であったり、もっと人としての根本的な部分に違和感を覚えているものです。
趣味が違っていたとしても、一旦忘れて交際相手との先のことに目を向けてみて下さい。結婚生活を想像してみて、豊かな気持ちになるのであれば、趣味の違いは小さなことだと二人で乗り越えられることでしょう。