アラサー・アラフォーの婚活勘違い!知らないと痛い人!?あなたは大丈夫?
婚活は恋愛と違う!男も女も、モテると勘違いすると痛い人に……
婚活で、「なんか勘違いしてない?」って人を見かけますよね。アラフォーなのに、異様に高望みをしていたり。20代女子に上から目線の謎のアドバイスをしていたり。
婚活という場所は、相手によく思われてなんぼです。そのため、自分をよりよく見せようという自意識が働きます。その結果、「モテる」「まだまだイケる!」と思ってしまい、婚活の市場価値にそぐわない行動をしてしまうことに。
見ているだけなら、「ああーこの人痛いな」で済みますが、それより婚活の恐ろしい所はあっという間に自分が勘違いしてしまうことです。実際、私生活でキャリアを積み、学歴も年収も高く美容に気を遣っている人ほど、婚活で勘違い行動をとりやすくなります。
なぜ、自信のある人ほど勘違い行動をしてしまうのか。それは、婚活では「年齢」が大きな価値を発揮するからです。34歳・キャリアウーマン。オシャレも完璧、年収も高く、いままでもモテてきた。仕事もプライベートも、ある程度充実した人生を送ってきたことでしょう。
しかし、婚活ではまず「ギリギリアラサー」として判断されます。そのため、いくら「私はいい女」と思っていても、アラサーでくくられ同世代の男性陣からは相手にされません。これは、男女ともに同じことがいえます。
では、婚活で勘違いな痛い人にならないためには、どうすればいいでしょう。それには、己の市場価値を客観的に知ることです。典型的な勘違い行動からよくある思い込みを反面教師に、婚活での効果的な振る舞い方について学びましょう。
20代後半~30代前半のアラサー女子は「若くない!」年齢を勘違いしないで
アラサー女子と呼ばれる20代後半~30代前半の女性で多いのが、年齢への勘違いです。数年前と比較して、お肌はすこしたるんできたとはいえ、美容やオシャレに気をつかい、見た目は綺麗に見えます。そのうえ、世間の初婚年齢は29歳。アラサーでも、「行き遅れ」の感覚がないのが普通です。
けれども、婚活市場になると話が変わります。まず、アラサー女子を大きく分断するのが「30歳の壁」です。29歳と30歳を分断するこの壁は、一度越えたら戻ることはできません。そして、20代の頃とは圧倒的に戦うフィールドが変わります。
・20代後半のアラサーがモテるわけじゃない!?
まず、30歳になると29歳と比較してアプローチしてくる男性の数が減ります。たったの1歳ですが、数字の右側が「2」か「3」かで男性の印象は変わります。婚活市場にいる男性は、ほとんどが「年下女性」、それも20代の若い女性を結婚相手に望んでいます。これは、結婚相手に子供を産んで欲しいという希望の表れです。
20代後半のアラサー女子は、「20代」というだけで、婚活サイトでたくさんの男性からのアプローチを受けます。けれどもこれは、「モテモテ」という状態ではありません。あくまで、期間限定の「モテ」です。まだまだ素敵な男性がいるはず!と高望みしていると、あっという間に30代に突入。男性からのお誘いも減り、若さを勘違いしたアラサー女子になってしまいます。
・30代前半は、「若くない」ことを受け入れる
ひとたび30代に突入したら、出会える男性の層が変わります。29歳の頃は、30代半ばの男性からお誘いがあったとしても、30歳になると男性の年齢層がぐっと上がります。
30代アラサー女子が婚活で勘違いしてしまうのは、「私はまだいける」という気持ちからです。たしかに、仕事のバリキャリ、オシャレもセンスを磨き、綺麗な女性に見えるかもしれません。しかし、婚活中の男性からすれば、30代アラサー女子は、出産のリミットといわれる35歳間近です。おのずと足は、20代女子に向かいます。
そのため、30代で婚活をはじめるなら、相手の男性は40代を視野に入れる必要があります。同世代の男性と知り合うのは、20代女子との競争になるためハードルが高いのです。なにより婚活では、女性はまず「年齢」で判断されることを踏まえて、結婚相手の条件を練り直しましょう。
アラサー・アラフォーの求める年収600万円は「普通じゃない!」高望み勘違い
そして、婚活中のアラサー・アラフォーの女性は、結婚相手に求める年収の適正額を知ることが大切です。なにをもって適正とするのか。それは、あなたが婚活市場で出会える男性の平均年収によって変わってきます。
アラサー・アラフォーの未婚男性の平均年収は500万円に届きません。にもかかわらず、大半の女性は年収500万円、なかには600万円以上を希望する人は少なくありません。たしかに、専業主婦希望で子供も欲しい、マイホームも購入したいとなれば、結婚相手に求める年収額はあがります。けれども、その条件を満たす男性は婚活市場ではほんの一握り。たとえいたとしても、高い競争率を勝ち抜かなければなりません。
あなた自身が、20代の若い女性を出し抜けるほどの美貌を持っているでしょうか。たとえとびきりの美人だとしても、年齢でお断りされてしまうのが婚活です。
もしあなたが30代のアラサー女性なら、婚活で出会える男性のほとんどが35歳以上のアラフォーです。アラフォー女性であれば、アラフィフも視野に入れて婚活をすることになります。その中で年収が希望通りの男性は、かなりの「高スペック」です。
なのに年収だけにこだわってお相手を探すと、いわゆる高望みの状態になってしまいます。「年収600万以下はあり得ない」と、勘違い発言をしてしまうかもしれません。
男の勘違いは見苦しい!?上からの「クソバイス」や俺様自慢はやめてー!
では、女性ばかりが勘違い婚活をしてしまうのか。そんなことはありません。男性も、上から目線や自慢がすぎると、勘違いおじさんになってしまいます。
婚活で、男性が結婚相手に望むのは圧倒的に20代の女性です。30代半ばを過ぎたアラフォー男性が20代女性にアプローチする場合、年齢の開きが出てきます。そのため、気をつけないと押しつけがましい態度をとってしまうことに。
実際に、どのような態度が男性の場合婚活で「勘違い」だと嫌われるのでしょうか。
・年長者のアドバイスは、上から目線の「クソバイス」
「クソバイス」とは、相手に助言しているようにみせかけて、自分が上の立場にいるとアピールすることです。初対面の女性に、「婚活で、そのファッションはちょっとね」と言ったり、「その年齢ならもっと本気になったほうがいいんじゃない?」と言うことが「クソバイス」に該当します。
ほかにも、「女性なら、得意料理の一つはないとダメだよね」「結婚考えるなら、貯金して一人暮らしが当たり前じゃない?」なども、女性をイラッとさせます。アドバイスは、相手を尊敬する気持ちがあって成り立つもの。発言して、自分が気持ちのいいだけの言葉なら、それは女性に嫌われるクソバイスかもしれません。
・学歴、年収自慢の俺様すごいぞはアピールにならない
また、女性にアピールするつもりで自慢ばかりの勘違い男性もいます。たとえば大学を卒業して、何十年も経っているのに学歴を自慢する。初対面なのに、年収が高いことをひけらかす。自分では「良さ」をアピールしているつもりでも、残念ながら女性には寒い自慢にしか聞こえません。
婚活で出会う女性は、部下ではありません。また、まだ恋人でもありません。年長者だからということで、「俺が教えてやろう」と思う必要はないのです。
婚活の条件と、ジャッジすることは別!勘違い面接官にならないで
婚活は、結婚相手に求める条件を明確にすることが大切です。しかし、それが行きすぎると、相手をジャッジする面接官のようになってしまいます。
たとえば女性が初対面で男性の年収を聞いたり、男性が女性にブライダルチェックを受けているか質問したり。婚活の場といえども、こうしたデリカシーのない質問は勘違い発言として嫌われます。
たしかに、多数の異性の中から結婚相手を決めるのに、条件は重要です。でも、条件重視が行きすぎると、年収に高望みをしてしまったり、相手との優劣を競ったりする発言をしてしまいがちです。
勘違い行動をなくすには、婚活であなたが出会える対象のことを知りましょう。そして、望む結婚相手と出会える確率の高い場所に出て行きます。もし同年代にアプローチされることが難しいアラサー女子でも、趣味のつながりなら素敵な出会いがあるのかも。
周りを見渡して、あなたの強みや魅力はなんなのか。逆に、婚活での弱みはどこにあるのか。客観的に考えて行動できる人が、幸せな出会いをつかむでしょう。