女はいつから婚活を始めるべき?出産から逆算した年齢で考えるべきか
晩婚化時代でも早い方がいい!女性が婚活するならいつからすべき?
結婚したいと意識しても、実際に婚活をいつからはじめるか、踏ん切りがつかないというひとがいます。
そうした女性は、まず「出会い方」にこだわっています。ネット婚活やアプリで知り合うよりも、できれば自然な出会いがほしい。婚活サイトや結婚相談所に登録するのをためらう大きな理由です。
そしてなりより、「自信がない」ことも婚活に二の足を踏む原因となります。「ダイエットが成功したら」「仕事が落ち着いたら」このような考え方から、婚活スタートを先延ばしにするアラサー女子はとても多いのです。
しかし、女性が婚活をはじめるなら「1日でも早く」が鉄則です。晩婚化時代となり、女性の初婚年齢平均が30代目前となったいまでも、婚活において「年齢」という基準はなによりも重要視されています。
29歳と30歳では、出会える男性の数や層がガラッと変わってしまうのが、婚活市場における現実です。ずるずると先延ばししては、出会いのチャンスを自ら逃すようなもの。考えて悩むよりは、まずは行動してみましょう。
とりわけ、女性の場合は出産年齢も大きなポイントになります。子どもが欲しいと考えるなら、なおさら年齢のリミットを知っておきましょう。
子供が欲しい女性はいつから婚活を始める?出産する年齢から逆算すると…
子どもを産みたい女性の場合、「35歳」という年齢がひとつの区切りになります。この年齢を境に、女性の卵子の質がぐっと下がります。つまり、自然妊娠をする確率が減るのです。胎児の染色体異常の確率が上がり、35歳以降は高年齢出産といわれます。
健康で見た目が若いと思っていても、体や卵子は年齢とともに機能が衰えていきます。アラサー女子が子どもが欲しいと考えるなら、35歳までに妊娠・出産をするというタイムスパンを意識するほうがいいでしょう。
妊娠期間は、約10ヶ月といわれます。正確には、最終月経日を妊娠0日とカウントし、約40週、赤ちゃんがお腹の中にいます。予定日に生理が来ないと思い検査薬を使ったら妊娠が発覚。この時点で、大体妊娠4週前後です。お腹の中に赤ちゃんがいるのは、妊娠とわかってから9ヶ月くらいというのが実際のところ。
しかし、「子どもがほしい」と思ってもすぐに妊娠するわけではありません。自然妊娠で、子どもを授かるまでの期間は、半年というのが最多です。なかには、数年にわたって妊活するカップルも珍しくはありません。
くわえて、結婚したら二人の時間を楽しみたいという気持ちもあるでしょう。こうしたタイミングを考えるなら、30代前半で結婚相手と出会っておくことが望ましいといえます。もちろん、35歳という年齢はひとつの目安にしかすぎません。しかし、子どもが欲しいアラサー女子が婚活を考えるなら、1日でも早い婚活のスタートを切っても、損することはなにもないといえます。
『婚活』という言葉は2008年流行語大賞にノミネート!ブームはまだまだ続く?
いまではすっかり定着した「婚活」という言葉ですが、いつから言われるようになったのでしょうか。
この「婚活」というワードを作り出したのは、社会学者の山田昌弘氏といわれています。最初にこの単語が世に出たのは、2007年頃のことです。
これまでも、結婚したい男女がお見合いや結婚相談所を利用して結婚相手を探すという活動はありました。しかし、この婚活という言葉ができたことにより、「結婚相手を意識的に探す」という活動が広く認知され、街コンや婚活パーティー、ネット婚活サイトなど、幅広い婚活手法が誕生。一種のブームのようになりました。
少子化と晩婚化を背景に、過疎化にも悩む地方自治体では、婚活活動に力を入れています。「結婚したいけれど出会えない」人々に対して、企業が婚活サービスを提供することも一般的になりました。
一昔前とは違い、婚活で結婚相手と出会うことが「特別」ではなくなったといえます。婚活をして結婚するという行動パターン自体が、珍しいことではないのです。
家庭の価値観の多様化により、結婚という形式自体に魅力を感じない人も増えています。そのため、結婚したいなら意識して活動しないと同じ価値観の相手に出会えない。婚活ブームはそうした世の中の人々の考えを反映しているといえるでしょう。
子供を望まない場合でも早い方がいい?バツイチの再婚活の場合などは…
子どもを望むなら、35歳という年齢のリミットを意識することは女性にとってメリットがあるといえます。
では、女性が子どもを望まない場合はどうなるでしょう。出産をしないのであれば、年齢のリミットは関係ありません。しかし、理想の男性と出会うという観点からいえば、やはり女性にとって年齢は意識せざるを得ないでしょう。
女性の年齢と男性の年収は同じ基準です。出会う相手を選別するための、足切り基準として使われます。
30歳よりも、29歳の女性のほうが多くの男性からアプローチを受けます。より多くの男性と出会い、その中から結婚相手を見つけたいと考えるのであれば、1日でも年齢が若いうちに婚活をはじめましょう。
ただし、子どもを望まないのであれば、同じ価値観の結婚相手と出会うことが重要です。年齢を足切りに考える男性は、女性の出産適齢期を意識しているともいえます。年齢にこだわらず活動したほうが、同じ価値観の男性に巡り会えるかもしれません。
バツイチの再婚活動をしている女性にも、おなじことがいえます。「年齢」「バツイチ」といったスペックばかり重視する男性とは、縁があっても長くは続かないでしょう。
子どもは望まないというライフスタイル。バツイチという過去ではなく、いまの自分を愛してくれる相手。もし子持ちのバツイチという形での婚活であれば、自分だけでなく、子どもまで愛してくれる結婚相手でなければ、幸せになれません。
一日も早いスタートがよい、という婚活の鉄則に変わりはありません。しかし、「少しでも早く結婚する」という焦りは、自分の価値観を曲げて幸せの道を閉ざしてしまう原因にもなります。あせらずに、この人と人生をともにしたいという相手を見つけることが大切です。
いつからでも結婚チャンスはある!婚活は精神的に疲れるが焦らず諦めずに!
婚活という手法に乗り気でなかったり、婚活を始めるには自信がない、タイミングが悪いという「言い訳」はいくらでもあげられます。
しかし、行動してみなければ相手と出会うこともできないのです。30代後半になって、いまさら婚活とあきらめもあるかもしれません。けれども、どの年齢でもいまよりも若い日はありません。思い立ったが吉日。いつからでも婚活はスタートできます。まずは、はじめてみることが大切です。
そして婚活をスタートしたら、あせらないこと。そのためには、結婚相手に求める条件と望む結婚生活のスタイルを書き出しておきましょう。
箇条書きにして、紙に書き出せば、気持ちも整理できます。どんな結婚生活が理想なのか。結婚相手にもっとも重視するポイントはなにか。同じ価値観を共有出来る相手を見つけるには、自分の中でしっかりとした基準をもっておくことが重要です。
子どもが欲しいと考えているのに、子どもが好きではない男性とお付き合いしても、未来がありません。逆に子どもは産みたくないのに、結婚したら子どもを産んでくれといわれたら、お互いに不幸な結末になってしまいます。
婚活をはじめたら、理想の結婚スタイルを思い描いてみましょう。理想を言葉で口にだすうちに、ぴったりの結婚相手と巡り会うことができるでしょう。