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きっかけはマラソン|流石に鈍い僕も年下彼女の気持ちがわかった

最初は断っていたが、同僚女性に誘われてリレーマラソンにでることに

30代中頃の男性です。会社員で営業職をしています。趣味でランニング、登山、トレイルランをするアウトドア派です。ただし僕の場合はクラブやチームに所属して楽しむのではなく全く一人でします。山に行くのも一人、マラソン大会やトレイルラン大会にエントリーするのも一人と言った感じです。実力は自分で言うのもなんですが大会に出ると結構上位に食い込みます。

そんな自分ですが、会社の同僚の女性に誘われてチーム式のリレーマラソンに出ることになりました。彼女が入っているランニングチームがあるのですが、そこのメンバーとして出場すると言うものです。正直言って面倒くさいしそう言うのは好きでないし最初は断ったのですが、仕事でたまにお世話になる事も多々あって結局引き受けることにしました。

彼女の所属するランニングチームは割とゆるい感じで男女半々、和気藹々とした感じです。当日僕は会場でクラブチームの方達と顔を合わせました。結論から言うとその中で出会ったの最年少で23歳の女性とお付き合いをする事になったのです。

出会った女性はかなり年の差があるが、彼女は「指南してもらいたい」と

彼女からみたら僕は随分年上に見えたと思います。僕から見ても若くて元気な可愛い女の子だなというのが最初の印象でした。また彼女のランニングはお世辞にも早いとは言えませんでした。実際大学までは文化部でランニングは社会人になってから始めたと言うことなのです。

彼女はランニングだけではなく登山やトレイルランにもとても興味を持っていて、実際に山岳地帯やコースに行って見たいと言う希望を持っていたようです。ただまわりにそれをする人がいなかったらしく、空いている時間に僕に色々と聞いてきました。道具はどんな物が必要なのか?どこに行ったら売っているのか?始める場合はどうしたらいいのか?と言ったことです。

正直、登山もトレイルランも危険が伴うので初心者がいきなり始められるものではありません。また道具も目的によって適したものがありよくわからない人が一人で買いに行っても上手くいかないものです。それを説明したところ「彼女は僕に指南してもらいたい」と言ってきたのです。

最初は初心者と一緒に行くなんてまっぴらだと思っていたのですがあまりにも熱心に頼むのでなら慣れるまでという約束で道具選びと近くの中低山へ連れて行く約束をしました。

だんだんと彼女のペースに巻き込まれ、女性として意識するように

道具も無事選んでいよいよ山登りの当日です。正直言って彼女のペースはとても遅く「大丈夫かな?」とは思ったもののとても一生懸命山頂を目指して歩くのです。そして山頂についたら周りの山並みを見て嬉しそうに、「あそこの山は登れるのか」「他にどんな山があるのか」「あそこにも行きたい、ここにも行きたい」「また一緒に連れていってくれ」という事をしきりに言うのです。

正直「ウヘー」という思いがありましたが、結局徐々に彼女のペースに巻き込まれて行きました。そのうちに彼女とはアウトドアだけではなく一緒にご飯を食べに言ったりするようになってきました。その頃から僕は彼女を女性として意識するようになりました。

彼女の誕生日が近づくと、彼女は僕と一緒に過ごしたいと言ってきました。僕は「そんな大事な日は僕みたいな歳の離れた男性ではなくって、もっといい人と過ごした方がいいよ」と答えました。彼女はちょとふてくされて「なんでそんなこと言うの?」と答えました。

結局彼女の誕生日は二人でお祝いをしました。流石に鈍い僕も彼女の気持ちを察することが出来ました。その日僕は彼女に告白して二人は付き合うことになりました。