出会いのきっかけは突然に｜お互いに別の彼氏、彼女がいたのに…

お互いに恋愛対象とは考えてなかった、友人のいとこ

私が、以前、お付き合いした男性の中で、一番、記憶に残っている人がいます。それは、友人の親戚です。当時、26歳の私はその友人と仲が良く、仕事帰りでも友人宅へふらっと寄って帰るような毎日を過ごしていました。

その日も、いつもと同じように、仕事帰りに、友人宅へ寄ると、その日は、たまたま友人のいとこが遠方から遊びに来ていました。ちょうど、そのいとこ達と夕食の最中で、そこへ私も飛び入り参加させてもらったのです。友人のいとこは、私より2歳年上の28歳で、仕事の有給を取って、遊びに来ているようでした。

お互いに恋愛対象だとかは考えておらず、親戚の友人、友人の親戚という感じで楽しんでいました。しかし、話が進むにつれ、何かと話が合い、何より楽しかったのです。その日は、あっという間に時間が過ぎて、私は自宅へ帰りました。

当時、私にはお付き合いしている方がいましたが、さっき会った友人のいとこのことが忘れられずにいました。この胸のもやもやは何だろう？その日は、そう思いながら寝ました。

そして、翌日、目が覚めて一番最初に考えたのは、昨日、会ったいとこのこのでした。その日、しばらく考えた結果、私は友人へ自分の気持ちを話してみました。すると、友人は、やっぱり！！と言うのです。何故か聞いてみると、いとこの方も、私のことを気にしているそうなのです。

それで、私達は、友人を通して連絡先を交換し、連絡を取り始めました。ちなみに、彼はその時は、既に、自宅へ帰っていましたので、遠距離になっていました。連絡を取り始めた私達は、付き合うまでに時間はかかりませんでした。

お互いに別の彼氏、彼女がいた私達ですが、友人が後押ししてくれ、お付き合いに至りました。何度も連絡を取り合い、話し、たまには会ったりして、しばらくお付き合いを続けていました。

しかし、しばらくお付き合いが続いた頃、距離を感じる出来事があり、結局は別れてしまいました。しかし、別れた今も、彼との事は、良い記憶として残っています。

何より、全く出会いを意識していない中での出会いに、進んでいいのか戸惑いもありましたし、友人のいとことお付き合いしていいのかも迷いました。しかし、よく考えてみれば、そんな事はどうでもいい事なのです。大事なのは、二人の気持ちでした。

そして、私は思いました。出会いは、思ってもいないようなところにもあるのです。そう考えると、毎日が出会いの連続だと思います。大事なのは、どんな出会い方でも、そこから発展させるのは自分しだいなのです。