【ずっと残る想い】結婚して子供がいる今でも元彼を忘れられられない…
結婚願望が強く早く結婚したかった私が結婚が遅れたのは…
現在、私はアラフォーの38歳です。今の夫と結婚したのが30歳の時なので結婚8年目になります。できちゃった結婚での結婚でした。長男は現在8歳で小学3年生です。働きに出たい気持ちはあるのですが、まだ子供が小さいので専業主婦として毎日を送っています。
子供の頃から結婚願望は強く、漠然とですが24歳くらいまでには結婚したいと思っていました。その結婚が30歳になったことには訳があります。大学の時に付き合っていた彼氏のことが忘れられなかったからです。18歳から20歳まで2年間付き合い、別れてから18年経った今でも忘れられず、彼以外と結婚するなんて考えられませんでした。
29歳の時に今の夫と知り合い、酔った勢いで肉体関係を持ち、その時に妊娠しなければ、もしかすると今でも独身だったかもしれません。それほど22歳の時に振られた彼氏のことが忘れられず、今でも好きでたまりません。
知り合ってすぐ好きになった俳優志望のイケメンと同棲
彼は私と同じ年齢、同じ大学でゼミも一緒でした。ゼミのみんなと行くカラオケやドライブ、飲み会などで、彼も一緒だったことは自然なことでした。最初に付き合いたいと言ってきたのは彼の方からです。彼は高校時代から俳優志望がある人でした。俳優になりたいというだけあってイケメンで、性格も明るく、知り合ってすぐに好きになりました。
好きな気持ちが芽生えても、それまで付き合ったことが無かったので、どうやって告白すれば分からずに思い悩む日を送っていたある時、彼から誘われ一緒に海にドライブに行き、そこで告白されました。お互いの気持ちがシンクロし、その場でキスをしました。異性との付き合いが無くても、思いが強かった分だけ、濃厚なキスで抱きしめ合いました。
その日の夜に彼の部屋に泊まって肉体関係を持ったのは自然なことでした。彼の部屋で同棲生活が始まり、大学に行くことも少なくなっていき、二人の愛情がいつまでも続くことは揺るぎのないことだと思っていた毎日は、今でも胸が締め付けられるほどの記憶となっています。
帰ってこなくなり、理由を聞いてもはぐらかす彼…
なぜ別れることになったのか、今でも分かりません。別かれたいと言ってきたのも彼からです。同棲していた彼の家に彼がいない日が続きました。理由を聞いても話してくれず、はぐらかされる気持ちは苦しいばかりです。数週間後、違う女性と一緒にいる彼を見て、別れの理由を知りました。
「私のどこを嫌いになったのだろう」そんなことばかり考え、泣いてばかりの日々を過ごしました。食べることどころか、生きることにさえ気力がなくなってしまったようです。それからの大学生活は、彼と顔を合わさないことだけを考えていました。それとともに、彼がまた私と付き合ってくれることを、いつも願っていました。
「結婚して子供がいるのに」と自分自身を不潔だと思うこともありますが、今でも彼を忘れられません。夢で逢うことはもちろん、家事をしている時でさえ彼との日々を思い返すことも抑えられません。彼と付き合った日々を思い返すと、人を真剣に好きになることは許されない人なのだと自分のことを思います。軽々しく一生などと言ってはならないかもしれませんが、彼を忘れることはないです。悲しいことかもしれませんが、一番愛した彼が、人を本気で好きになってはいけないことを教えてくれました。