婚活する男女は「売れ残り同士」という上から目線の声は気にするな!
婚活するのは男も女も今まで結婚できなかった「売れ残り」というイメージ?
婚活という言葉が広く知れ渡り、マッチングアプリで恋人と出会った話もよく耳にするようになりました。しかし、これだけ婚活が一般的になったように思えても、まだまだマイナスのイメージを持っている人はいます。婚活をしている男女でも「自分たちが売れ残りなのかも・・・」とネガティブに考えてしまうことも多いです。
婚活=売れ残りという考え方は、いまは時代遅れ。少子化と晩婚化が進んだ現代では、「適齢期になれば結婚するもの」という考え方自体が薄れています。一昔前では、近所の世話焼きおばさんがお見合いという形で出会いをサポートしてくれました。しかし、いまは待っているだけでは、出会いはやってきません。
加えて、草食と呼ばれる男女も増えています。学校や仕事の環境で、出会いがなかったという人もいます。そうした人々にとって、さまざまな婚活サービスは、まさに結婚への救世主なのです。
婚活は売れ残りの証明だと二の足を踏んでいるなら、いますぐにその考え方を変えてみましょう。婚活は、売れ残りでモテない者同士のマッチングの場所ではありません。幸せな結婚にむけて、真剣に活動する人たちを結ぶ出会いの場です。
いままでの人生で、よい人に出会えなかったのはタイミングの問題。それならば、理想の相手と出会える場所に飛び込んでいきましょう。
残念な男女は売れ残る?婚活は高望みばかりする人が目立って見える?
婚活ときくと、年収ばかりを気にして売れ残る妙齢の女性や、若い女の子にこだわったおじさんというイメージが浮かぶかもしれません。
たしかに、婚活は年齢や年収といったスペックで判断される世界です。とくに、お相手を絞る入り口の場面では、条件が大きく関係します。
もしあなたが30歳を過ぎていたり、年収が平均以下だったり、将来性が不安定な職業についていれば、婚活においては不利な立場におかれます。婚活パーティーに参加しても、マッチングがうまくいかない。ネット婚活のサイトでは、よいと思う人となかなか交際まで至らない。そのため、売れ残りには厳しい世界だと、消極的な気持ちになるかもしれません。
しかし、売れ残る条件だから結婚できないわけではありません。条件は、あくまでも出会う人を限定するためのものです。たった一人だけ、理想の相手と巡り会うことができれば、結婚できるのです。
婚活で相手に対して非常識な振る舞いをしたり、非現実的な高望みしている人は、どうしても目立ちます。ネット婚活でこんな人に出会ったと、話題にもなります。それに引っ張られて、婚活は残念な人がするものというイメージを持ってしまうことも。
しかし、実際は結婚を真面目に考えて活動している男女が大勢います。条件というスペックではなく、相手の内面を見て好きになりたいと願っている人は、あなただけではありません。
他人を下に見たい人が多くいるので「婚活する人は売れ残り」という声が
婚活していると、周りの声に傷つくこともあります。特に、友人から婚活を否定的に言われたら、気分も落ち込みます。自然に出会うことができなかった負け組だと、ネガティブに考える人も。
けれども本当に、婚活は売れ残りがする惨めなものなのでしょうか?勉強と仕事に没頭して、気づいたら出会いがまったくなかったという人もいます。立派なキャリアで性格もよく、でも異性との出会い方がわからないため婚活サービスを利用するという人も。長年付き合っていた相手と別れてしまい、婚活サービスに登録するケースもあるでしょう。
20代は仕事に趣味に、結婚を考えていなかったけれど、30歳を過ぎたら気が変わり結婚したくなったなんてことも。婚活をはじめる理由やきっかけは、人それぞれです。必ずしも、モテないが理由ではないのです。
結婚したくなったのなら、付き合える相手が身近にいるのでは? と考える人もいるかもしれません。しかし、歳を重ねるほど、出会いの場は限定されます。30歳に近づくほど、周りの友人は既婚者ばかり。
あなたの職場に、結婚したいと考えている異性がいたとしても、それはお近づきになってみないとわかりません。仕事が忙しい職種であれば、親しくなる暇もないかもしれません。
日常生活で、「結婚したいです」とアピールしながら歩く人はいませんよね。そんなことをすれば、おかしな人だと思われてしまいます。けれども結婚を考えているかどうかの意思確認の手間を省いて、相手を探せるのが婚活のよいところです。
婚活自体を悪くいう人は、多くの場合は妬んでいます。結婚をしているけれど、幸せな生活ではない。ほんとうは結婚したいけれど、婚活をためらっている。自分ができなかったことを成し遂げようとしているあなたを妬んでいるだけです。
外野の声に傷つくことはありません。幸せな生活をつかみとれるのは、行動している人だけです。婚活をはじめた時点で、あなたは思い描いた幸せに一歩近づいているのです。
アラサーはまだ平気?女性はアラフォー・男性は40代半ば以上で焦る?
晩婚化となった現代では、アラサーで未婚は珍しくありません。地方都市や田舎であれば、年長者から口酸っぱく結婚をせかされるかもしれません。しかし、東京や都市では、30歳というのはまだまだこれから。仕事に趣味に、自分の時間を使いたいと考える人も多いです。
アラサーだからといって、売れ残りだと焦る必要はありません。しかし、女性の場合は特に妊娠と年齢の関係性について、知っておいたほうがいいでしょう。
一般的に、女性は35歳を超えると自然妊娠の確率が下がります。これは、子宮の機能が低下したり、卵子の質が落ちたりするためです。もちろん、この年齢を超えても妊娠するケースはあります。しかし、子どもを希望するのであれば、年齢というのは大きく関係します。欲しかったのに、授かるチャンスを逃してしまったということのないよう、知識をつけた上で婚活をスタートさせることが重要です。
男性も、精子の質という点でいえば、若いほうが子を持てる確率は高いでしょう。しかし、女性ほどはシビアに考えられていません。そのため、アラフォーでも婚活のチャンスは女性よりも残っています。
ただ、アラフォー男性はより経済力を厳しく評価される傾向にあります。40代からマイホームを購入するのに、35年ローンを組むのは難しいかもしれない。子どもを作っても、子が成人するころに父親は定年している年齢。仕事の将来性や貯金額など、経済的に安心だと思える要素が少ないと、男性も年齢が上がるにつれて不利と感じるシーンが多くなるでしょう。
婚活する人にはそれぞれ事情がある!売れ残り同士でも幸せならいいじゃない
婚活する人には、それぞれにストーリーがあります。モテなかったというだけが、婚活をしている理由ではありません。長年親の介護で、結婚するチャンスを逃してしまったという人もいます。配偶者に先立たれて、再婚を考えている人もいるでしょう。
婚活は、あくまでも人と人を結ぶ出会いの場所です。年収や年齢も、趣味や興味といった知り合うためのきっかけにしかすぎません。交際を重ねてその人を深く知れば、出会い方というのは単なる通過点にしか過ぎなかったことに気づきます。友人の紹介であれ、婚活サービスで知り合ったのであれ、大切なのは二人で紡いでいくその先の時間です。
婚活するのは売れ残りなのだと、卑屈になっている人には、誰も魅力を感じないものです。それよりも、あなたの良い点に目を向けてみましょう。結婚したら、どんな家庭を築きたいか。配偶者となにを共有したいか。楽しい将来を思い描いてみましょう。前向きな考えが、あなたを幸せな結婚に導いてくれるでしょう。