恋人が欲しい!真面目な恋活や失恋を乗り越えるための運命の出会い

幸せのために欠かせない(マストな)出会いを掴む!【R18】

異業種交流会で出会った彼|学生時代の恋人とは違う魅力に恋に落ちる。

友達に誘われて行った異業種交流会|そこで出会った地味で控えめな人

34歳、女性。仕事は経理の事務をしています。彼と出会ったのは、私が新卒で入社してからすぐの6月でした。社会人同士で集まる、異業種交流会のようなサークルで、友達に誘われて連れて行ってもらったのがキッカケです。

もう10年ほど前になりますが、当時私の入社した会社はいわゆるベンチャー企業。20代~30代前半の社員が残業もいとわず仕事に情熱を燃やしていました。

いまであれば、「ブラック企業」と揶揄されるような環境だったかもしれません。けれど、その時は真剣にスキルアップをしたいと考えていました。異種交流会に参加したのも、社会人の先輩の話を聞くことで、自分のキャリアに何かプラスになるかと思ったからです。

そんな時に出会ったのが、3歳年上で外資系企業でコンサルをしている彼でした。ビジネスマンらしく、名刺交換から出会いが始まりました。第一印象は、「地味で控えめな人」でしたね。ハッキリ言って、顔はまったく私の好みではなかったです。

仕事の話で意気投合|できる男の魅力に急速に惹かれていく

出会ったその日は、友達も交えて仕事の話で盛り上がりました。やはり、社会人経験も自分より上だったので、当時新入社員だった自分にとっては新鮮な話ばかり。最初の印象は「地味」でしたが、交流会が終わって別れた後は「仕事のできる大人の人」としてすでに好感を持っていました。

といっても、私はそのとき学生時代から付き合っている恋人がいたので、交流会で出会った異性と男女の関係になることは頭にありませんでした。ただ、「頼れる先輩」ができたみたいな感覚です。

当時の恋人はまだ大学院生で、付き合いが長いこともあり気心の知れた友達のような感じでしたが、仕事関係の話はあまりしなかったんですよね。やはり、相手が学生だと、社会人として感じる仕事の悩みはなんとなく分かち合えないというか…

交流会で出会った彼とは、名刺交換していたので、メールでの個人的なやり取りを頻繁にするようになりました。仕事について、スキルアップに役立つ情報を教えてもらったり。時には、営業での受注効率を上げる方法についてアドバイスもらうこともありました。「頼れる先輩」という印象の裏側に、信頼して安心できる人、という友人以上の好意が芽生えるのに時間はかかりませんでしたね。

二人きりで食事|恋愛対象に見てもらいたくて自分から告白。

付き合うきっかけになったのは、私からです。3歳差で社会人経験も未熟ということで、彼からは妹扱いというか、とにかく同格な大人の女性とはみられていないと感じていました。

自分の中の彼に対する好意が恋愛だと確信したのは、二人で食事をしたのがきっかけです。本当は、友人も交えての食事会だったのですが、友人が急用でキャンセルすることになり二人きりで会うことに。

その時にはじめて、仕事以外のプライベートな話をしました。彼の将来の夢とか、好きな女性のタイプとか。酔って緊張がゆるんだのか、彼は私のこと「かわいい」って言ってくれたんですよね。でも、私はその時すごく不満に思いました。可愛いって、妹みたいだと思って。そうじゃなくて、もっと女性として見てもらいたい。そんな風に思うなんて、私はこの人の恋人になりたいんだな、って実感したんです。

だからお店を出て駅まで向かう途中、前を数歩先に歩く彼を呼び止めて、「好きです」って直球の告白をしました。彼の手を自分から握って、体を引き寄せて上目遣いで見つめてやりました。彼は一瞬戸惑った表情を見せましたが、何も言わずキスして、「俺も」って言ってくれたんです。そこから、二人の交際がはじまりました。

3年付き合ったあと…笑顔でゴールイン!出会い時にスルーしないで良かった

何事もすぐに行動に移さないと気が済まないたちなので、彼と付き合うことになった翌日には、学生時代の恋人にはサヨナラを告げていました。もともと、就職して激務になってからはすれ違いが続いていたので、あっさりとしたお別れでした。

念願の恋人になった彼とは、3年付き合い、プロポーズされ笑顔で結婚。私のキャリアはその後転職し、今は生活とのバランスがとれる仕事に落ち着いています。彼はその後も昇進して、30代も半ばを過ぎ、経験も豊富で仕事が楽しそうです。

若い子に頼られてモテるんじゃないかとたまに心配になりますが、誠実な人なので浮気の心配はなさそう。出会った時に、「地味な顔だな」ってスルーしなくてよかった~と思っています。

ちなみに彼は、最初の出会いで私に一目ぼれしていたそう。彼の第一印象が、私の好みではなかったことは、いまでもナイショです。