女友達に彼氏を紹介したら…平気で二股かける彼と何食わぬ顔の友達…
ずっと一緒にいたいと思っていたし、彼もそうだろうと思っていた
40代前半の女性で、パソコンで在宅の仕事ををしています。私が24歳の時。今でも後悔するような別れかたをした彼がいました。当時の私は飲食店に勤めていて、彼はお店によく来る運送業者の運転手でした。いつも気さくに声をかけてくるような人で、いつのまにか仕事終わりでも会って話すようになりました。友人関係になって、一ヶ月近くたった頃に彼から告白されて付き合うようになりました。
運転手である彼は、よくいろんな場所にドライブに連れていってくれたんです。私が好きな音楽をいつも車内に流してくれて、会話も日常の様々な出来事を面白おかしく話してくれるくような人だったので、退屈という事はありませんでした。この人とならずっと一緒にいたいと思っていましたし、自惚れかもしれませんが、彼もそう思ってくれていると思っていました。
ある日、私の友人が荷物を運びたいが一人では難しいと言っていたので、私は彼にお願いする事にしました。彼は休みの日なら大丈夫という事で、早速三人で行くことになりました。
良い人に出会えて良かったねと言ってくれた友達…まさか二人が…
彼は私の友人にもかなり気を遣ってくれて、私は彼の優しさが嬉しかったんです。無事に荷物も運べて、帰りには近くにあったテーマパークで遊んでから帰りました。後日、友人からお礼の電話がありました。その時に、「良い人と会えて良かったね」と言ってもらえて、「結婚式には呼んでね」と言われた時には、彼との結婚を強く意識しました。
ですが、この日から三ヶ月後。私は信じられない光景を見てしまったのです。彼の部屋に忘れ物をしてしまい、慌てて引き返したのです。
まだ朝も早いので、彼が家にいると思っていたんです。彼のマンションへと行く時に、たまたま近道の公園を通りかかったんです。そうしたら、彼と友人がキスしている姿を見てしまったんです。こういう時って、思考能力が全て停止してしまうんですね。
まるで全てがスローモーションのように見えてしまいました。彼と友人が私に気が付き、慌てて彼が友人を背中に庇う姿までがゆっくりとした動きに見えるんです。
平気で二股する彼と平気で私と会っていた友達。悔しくて悲しくて…
彼の部屋に戻って話しを聞くと、初めて会った次の日から二人は付き合っている事が分かりました。おまけに、彼は友人に一目惚れしたと言うのです。信じられないと叫びそうでした。だって、私は昨日も一昨日も部屋に泊まってるんですよ?それなのに、友人ともそんな関係になっているなんて。もう、何もかもが信じられませんでした。
平気な顔をして二股をかけ続ける彼も信じられませんが、何食わぬ顔で私と会っていた友人も信じられませんでした。
悲しくて、悔しくて、私はしばらく立ち直れませんでした。思いっきり泣いても、叫んでもスッキリはしませんでした。一年後、二人から結婚式の招待状が届きましたが、もちろん行きませんでした。美人の友人は紹介しない事が教訓となりました。