結婚?仕事?タイミング的に今ではないと思った…アラサー女の決断
辛い記事を支えてくれた人。交際経験はあるが、初めて結婚したいと思えた彼。
私は29歳女性、現在はヨガのインストラクターをしています。私には26歳の時に出会った同い年の外国人の彼がいました。彼との出会いは今よくある出会いアプリを通じてのものでした。出会いが出会いなだけに正直あまり期待はしていなかったのですが、とにかくフィーリングが合う人で、見た目も中身もドストライクな人でした。
そして私がこれまでお付き合いした人の中で初めて結婚したいと思える人でもありました。彼と出会った時は、前職の仕事がとても忙しく、精神的にも体力的にもかなり弱っている時でしたが、そんな辛い時期を支えてくれたのも彼でした。
彼の応援もあってやりたい仕事ができた!そんなときにでた結婚の話
その後、彼のアドバイスのおかげでずっと心の奥底でやりたいと思っていたヨガインストラクターの仕事に就くことができ、念願の仕事を手に入れました。彼とは出会ってすぐに同棲をしていたのですが、毎日一緒にいても1日1日がとても特別でそんな時間が大好きでした。しかしその一方で、仕事に対しての熱も日に日に増し、次第に彼との時間よりも仕事の時間が増えていったのです。
大好きな仕事だからこそ、無我夢中で全力でした。外国人の彼は、仕事よりも私や家族と一緒に過ごす時間を何よりも大切にしていましたし、時間や経験、感情、いろんなことを共有したいと考える人でした。私自身もそんな彼の思いやりの気持ちが大好きでしたが、少しずつ二人の歯車がずれだしたのです。
そしてある日、彼が“結婚”について話をしたのです。付き合って3年、30歳も目前、周りの友人はほとんどが家庭を持ち、子供もいたり、世間一般的に言えば今のタイミングで結婚しても何も不思議ではない年齢です。しかし、私にはどうしても今結婚するということが考えられなかったのです。
意味も理由もなく結婚したくはなかった。あのときの決断は正しかったのか…
一緒に毎日生活している今と、籍をいれて結婚して生活するということにそこまで大きな違いを感じられなかったのです。結婚に意味を見出せないまま結婚したくないというのが私の気持ちでした。心の中ではいつか彼と家庭を持ちたい、彼の子供を産みたい、家族になりたいという気持ちは間違いなくあったのですが、ただそれが今ではなかったのです。
普段結婚の話はほとんどしていなかったため、彼がその話をしたということはかなり深い意味があってのことというのは察していました。しかし、その話以降、“結婚”の2文字がいつも頭の中にあり、同時に申し訳ないという気持ちが募っていくのでした。
そんな今の彼の気持ちに答えられないと感じ、その後私から別れを告げました。大好きな彼だからこそ別れを選択するのは辛く、別れた今でも彼のことを思い出します。“あの時、彼の気持ちに答えていたら今頃幸せな彼との家庭を築けていたのかな・・・。”。あの時の決断が正しかったかは分かりませんが、いまだにそのもやもやした気持ちに捕らわれています。