彼氏との遠距離恋愛が近距離になってすぐ振られてしまった…
大学正時代の超遠距離恋愛!会うための旅費を稼ぐためにバイトをがんばった!
私は30歳の女性で現在は教育関係の仕事をしています。23歳の頃、大学生から社会人1年目になった時の頃の話です。長らく遠距離恋愛をしていました。相手の人は浪人していたので、私より1つだけ年上でした。交際を開始したのは、大学2年生の19歳の頃で、3年半ほど付き合いました。
大学時代に入ったサークルが全国の旧帝大と呼ばれる大学同士を結び付ける委員会でしたので、年3回ほどはその会議で会うこともできました。
付き合いだしたのは、その会議で2,3回ほど会っているうちに私の方から好きになったからです。19歳の頃に盛り上がって付き合いだしたのは良いものの、関西と北海道の遠距離恋愛で、アルバイトを頑張って旅費を貯める毎日でした。
大好きだったので、就職は彼の近くでと。これでずっと一緒にと思った…
好きで好きでたまらなかったので、就職活動の時ももちろん彼氏を意識しました。彼氏が京都の企業に就職を決めていたので、就職難の時代でしたが自分も頑張って関西方面に何とか就職を決めました。
私は勝手に結婚を意識していたので、これからはいつでも近くにいることができると喜んでいました。就職してからお互い半同棲で暮らしました。朝ごはんも一緒に食べてそれから待ち合わせて会社から帰ることもしょっちゅうでした。しかし、そこで私は失敗を犯したのです。
たぶん彼氏のほうは結婚に求めるものがあったと思うのですが、私はといえばほとんど家事などをすることができませんでした。両方ともそれなりに偏差値の高い大学を卒業してそれから総合職として就職している、そういった点で私と彼氏は対等だというおごりがあったのも確かです。
遠距離ではラブラブだったが、半同棲で違和感を感じたらしい
半同棲を始めてから1か月後のゴールデンウィークには違和感を感じ始めたらしく、6月の初めに「もう付き合っていけない」と言われてふられました。とはいえ、サークルのOB会では顔をあわせますので、振られたといっても会う機会がなくなったわけではありませんでした。
一番寂しかったのは、彼が結婚してしまったときです。それ以来、もう会うことはありません。私もいろいろな男性と付き合って結婚もしましたが、そのなかで女性と男性が一緒にいるときの気配りや、家事などは対等になり得ないということを学びました。
そういう経験を経た今は、もしかしたら過去に戻ることができたらもう一度彼氏にとって良い振る舞いができたのかもしれません。3年半の交際の中で、彼氏としても結婚を意識したときもあったというのは後から聞きました。今でも後悔していますが、もしかしたら思い出だから美化されているのかもしれません。