職場恋愛は難しい!彼女が妬くから秘密にしたのに浮気認定された…
1つ年上だが同期の女性との職場恋愛…彼女は想像力が豊かで
31歳の男性、仕事は広告会社の営業マンをやっています。もともと私は恋愛が長続きするタイプではないのですが、今までしてきた別れの中でも特に印象深いエピソードがあります。
あれは24歳の頃、会社の同期の女性社員と交際していたときのことです。相手は私より1つ上の25歳、交際期間はこのときで1年3ヶ月くらいでした。
彼女はとても想像力が豊かで、付き合い始めた当初はそこに惹かれた部分もあります。ですがこれはデメリットでもあり、ちょっとしたことで想像を膨らませて浮気を疑われたりもしていたのです。そのためお互いに誤解を招くことはしないというのが、交際当初からの暗黙のルールでした。
取引先の女性と2人きりで会ったことで、振られてしまった…
とはいえ、何にでもそうした神経を使い続けられるわけではありません。あるとき仕事の関係で、得意先の女性担当者と2人きりで会う機会ができました。
内心もしこれを彼女に知られたらという危機感はあったのですが、まさかそのような理由で担当者を代えてくださいとは言えないでしょう。結果的に4時間ほど、私と担当者の女性は外で会うこととなりました。
そして案の定、後日その事実が彼女の耳に入ったのです。職場が同じですから、時間の問題だったとは思います。
ただ何度仕事の打ち合わせのためだったと弁明しても、彼女は聞く耳を持ちません。あれやこれやと想像を悪い方向へ膨らませ、一方的に悲観的になります。結局この件を浮気と判断された私は、彼女に別れを告げられてしまいました。
このときの気持ちは、大きな辛さと少しの苛立ちがあったように記憶しています。彼女の良い部分を沢山知っていたからこそ別れたくはなかったですし、それでも勝手に悪く想像されたことに不快感もありました。謝罪は何回もし、やり直したい旨も何回も伝えました。別れを告げられて、自覚していた以上に彼女のことを好きだったのだと気付いた気がします。
彼女が浮気に過剰に敏感なのは、前の彼とのことがあるから
思えば私たちが惹かれ合ったのは、彼女の元の彼氏についての相談を受けたことが始まりです。浮気をされて苦しかったと嘆く彼女の話を聞いている内に、気が付くと相思相愛になっていました。しかしもしかすると、この元の彼氏の浮気というのも彼女の悪い想像だったのかもしれません。その想像力のおかげで他人の気持ちを汲み取れる素敵な女性でしたが、やはり一長一短あるのだなと学びました。
それからタラレバにはなりますが、あのときこうしておけばという考えもあります。それが女性担当者と2人で会うのではなく、彼女にも同席してもらえば良かったということです。
同じ会社の同じ部署でしたし、不自然さもないでしょう。そうすれば余計な想像をさせず、安心感も与えられていたのかもしれません。職場恋愛の強みを活かせなかったのは、私の未熟さ所以だと感じています。
またこのときの交際経験を経て、同じ職場で恋愛をすることの難しさも知りました。実はこれが最も大きな教訓で、別れた後も毎日顔を合わせなければなりません。わざわざこのことを避けるためだけに転職をするわけにもいかず、まさに気まずいの一言しかなかったです。
仲の良いときは一緒に仕事ができる喜びでいっぱいだったものの、もう二度と職場恋愛はしないと心に誓った経験にもなりました。現在私たちは、それぞれ別の仕事をしています。たまに風の噂で彼女のことを聞いたりもしますが、相変わらず自らの想像力に一喜一憂しているそうです。改めて考えると、非常に面白い女性だったなと思います。お互い良い恋愛ができるよう、頑張っていきたいものです。