最初は苦手だった職場の上司に片思い。メールで「好きです」と伝えたら
感じの悪い口の利き方をして、私のことを苦手だったみたいな上司
私は現在47才の女です。パートで働いています。私が片思いしていたのは36才の頃です。当時の私は大手小売りの会社で販売の仕事をしていました。相手は同じ職場に中途採用されて、いきなり私が働く田舎の店舗に配属された3才年下の33才の男性でした。
彼は、東京生まれ東京育ちで洗練された雰囲気で前職は有名なインテリアブランドで働いていた事もあって都会の雰囲気が漂っているイケメンでしたが、とても無口で感じの悪い口の利きかたをする人でした。私の上司だった彼は、私の事が苦手だったらしく話しかければ嫌味しか言われない感じでした。
仲の良い同僚が彼の事が気になっていて「いろいろ聞いて欲しい」と頼まれたので何かと話題を振っても「そういうの余計なお世話じゃないんですか?」と言われて腹が立ってしまった私は彼に話しかける事もやめた時期がありました。
最初は苦手な人でしたが、彼の行動で心が動きました
そんな彼に、どうして好意を持ったかと言うと彼はとにかく仕事に対して熱心でディスプレイの仕方が変じゃないか?と私が言えば何度もやり直してみたり、売り上げを伸ばす為の努力は惜しまない人だったからです。一度、売り上げとディスプレイが表彰された私たちの店舗でしたが、その時も「パートさんのおかげだから」と高い食器を全員にプレゼントしてくれたんです。
いくら賞金が出たからとはいえ、全員にプレゼントしたら大赤字だったはずなのにです。それ頃から、彼への片思いがはじまりました。気持ちを伝えるまでの期間は8か月くらいだったと思います。彼も、私が悪い人間ではないと感じ始めたのか疲れた時や嬉しかった時など私に対して感情を露わにしてくれるようになったんです。その時はとても嬉しかったです。
気持ちを伝えるチャンスがなくてメールで気持ちを伝えることに
その後、メールやSNSで他愛ない会話も出来るようになって彼女いない歴が長い事も知りました。でもなかなか気持ちを伝えるタイミングがなくて思い切ってメールで告白する事にしました。
単刀直入に「好きです」とだけメールしたのは深夜でした。しかし返信はなく迷惑だったかな?と心配していたら、翌朝「びっくりさせないでください」とそれだけのメールが届きました。彼なりの傷つけないような断り方だったのかな?と思いました。
その後、すぐに彼は昇進して転勤していきました。その後も連絡は取り合っていましたが恋愛に関してはお互いに触れる事はありませんでした。彼の気持ちまで考える余裕がなくて一方的に気持ちを伝えてしまった事を今ではとても後悔しています。彼が奥手で好きになるまで時間がかかる人だと知っていたのに。彼は今でも独身で彼女もいないようですが、仕事はうまくいっているようです。