『遊び人の彼と同棲』二股をかけられても、別れたくないとすがって…
大学で知り合った音楽活動をしていてモテる彼と卒業して同棲開始
現在33歳・主婦・女性。今でも思い出す恋の話があります。当時私は大学4年生。22歳でした。彼とは、学校で開かれたパーティーで出会いました。名前はかっちゃんです。海外留学のため1年休学していたので、年齢は一つ上の23歳ですが、卒業は私たちと同じく今年です。
在学中から音楽活動をしていて、CDを出していたり、アパレルブランドを立ち上げているなど、みんなから憧れの的でした。後輩の面倒見もよく、みんなの人気者で、私も後輩としてかわいがって貰っている一人でした。
かっちゃんとたわいもない会話をしていると、今度一緒に遊びにいかないかと誘われました。最近彼女と別れたばかりみたいで、その誘いにOKしました。
それからは、お互い休みの日にドライブしたり、遊びに出かけました。すぐにお互い惹かれあい、付き合うことになりました。そして、卒業したと同時に同棲をスタートさせたのです。しかしそれが良くありませんでした。
連絡もつかなしし、ちゃんと帰ってこなかったりで喧嘩ばかりになっていった
かっちゃんは音楽活動に、アパレルの仕事、付き合いでの飲みや遊びなど、とにかく忙しい。家に帰ってくるのが明け方…ということもしばしばです。連絡もつかないし、連絡なしに朝帰りが続くのは、気分が良くありません。そのことで喧嘩が絶えなくなり、3年程付き合ったころに、かっちゃんがあまり帰ってこなくなってしまいました。
喧嘩はするものの、それまでは時間を見つけてはご飯を食べに行ったり旅行に行っていましたが、それすらピタリと無くなりました。しつこく問い詰めても答えは返ってこず、2人の仲はどんどん冷めていきました。共通の男友達にきいたところ、なんと他に彼女がいるんだと教えてくれました。
まさかの二股にショック!プライドはズタズタでも別れたくないとすがった私
めちゃくちゃショックでした。今まで二股をかけられたことも、こんな扱いを受けたこともなかった私のプライドはズタズタです。情けないやら恥ずかしいやら。こんな状態なのに、恋心は複雑です。私はかっちゃんに二股の事実を突きつけ、責め立てた後に、別れたくないとすがったのです。
完全に錯乱状態、サイコです。当然、あっさりと振られてしまいました。別々の生活をはじめてからも、しばらくは抜け殻状態で仕事中も上の空でした。しつこく連絡しなければよかった…責め立てなければよかった…重い女だった…と後悔しました。
しかし、やっとつらい気持ちを乗り越えたころ、私は悟りました。安易に同棲してはいけない、男を責め立てて追いつめてはいけないと。そして、遊び人に手を足すと火傷するということも。これらは私の人生の教訓になりました。