彼女に振られて半年間ひきこもる|未練で写真を眺めだけの日々が続いた
婚活で出会って交際した彼女。いつかは田舎に帰る話をしたら…
私は、現在30歳の神奈川県在住の男性で、非営利団体に勤務しています。私は今から4年ほど前の26歳の時に、婚活パーティーで一つ年下の看護師の女性とカップリングし、その後交際するようになりました。埼玉県在住のその女性はとても明るい性格で、私達はすぐに意気投合し月に2~3回はデートをしました。また、年に数回は旅行に行きました。
約二年間のお付き合いの中で、私達はちょっとした意見の食い違いや価値観の違いなどで喧嘩した事はありましたが、特に大きな喧嘩をしたことはありませんでした。しかし、私の出身地が秋田県だったこともあり、私がいずれはそこへ帰るという話をした時、相手の女性がとても難色を示していた事を覚えています。
親から離れたところに住む未来は避けたい…それが原因で振られました
交際から二年以上が経ちお互い結婚を結婚を意識していましたが、相手からするとそこが唯一の私との結婚を躊躇する要因になっていたようです。しかし、そんな彼女の気持ちに私はあまり気付いてあげられずにいました。
その結果、相手の女性と交際して二年半で私は振られてしまいました。相手女性は、「やっぱり私は両親の事を考えると秋田には行けない。悪いのは全て私で貴方は悪くない。恨むなら私を恨んで。」と話していました。
失恋後、私は、相手女性の気持ちをもっと理解してあげれば良かったと、後悔の念にかられました。その女性との結婚を真剣に考え、お互いの両親も会っていたので、私は暫く何事も手に着かないほど落ち込んでいました。
結婚を意識した相手に振られた時期に、複数の友人からの結婚すると聞いた…
その後私は、その女性の事が忘れられず、新たな出会いを探そうともしませんでした。タイミングの悪いことにそんな時、数人の友人が結婚を発表しました。自身とは対照的に幸せそうな友人を見ていると本当に情けなく悲しい気持ちになっていきました。
その後も私は自宅に引きこもり、別れたその女性の写真やLINEのページを眺めるだけの日々を送っていました。しかしそんな生活を続けて半年ほどたった頃、私はこのままでは自身の状況は悪化するばかりだと自身に言い聞かせ、別れた交際相手の事はきっぱり忘れて婚活を再開しました。
今から二年前の婚活を再開して3か月後、私は婚活パーティーで現在の妻と出会い交際を開始しました。過去の失敗を繰り返さないためにも、私は極力自身の考えを押し付けたり、地元である秋田の話題を出さないようにし、相手の考えや希望に耳を傾け常に相手の心の支えになろうと決意しました。
その結果、交際から半年で結婚することが出来ました。今思えば、私が経験した辛い失恋も自信が成長するうえでは必要だったと感じますし、決して無駄ではなかったのだと感じます。